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【Axelspaceの社員 (エンジニア編)】業界経験不問!人工衛星運用DevOpsしてみませんか?

こんにちは!株式会社アクセルスペース人事のMegです!🚀

デデン!さて、いきなりですが、質問です。

「人工衛星を開発・製造した後は、衛星の打ち上げを調整する必要がありますが、無事衛星を打ち上げた後に待ち受ける重要なタスクはなんでしょうか?」

🤔 ⏰

・・・答えは、「衛星の運用」です!
衛星運用は、AxelGlobe事業やAxelLiner事業においても、大変重要な役割を果たしています。

現在、衛星運用に関連する職種の採用活動を積極的に行なっていく中で、関係者から下記のような質問を多く頂きますが、

🗣「仕事内容はわかったけど、全体像が見えず、あまり仕事のイメージが湧かない」
🗣「宇宙にある人工衛星の運用って、地球からどういったプロセスで行うの?」
🗣「宇宙に関する専門知識なくても大丈夫?」

これらの質問に答えるべく、今回は、衛星運用チームに密着した、チーム紹介記事を書いてみました!

衛星運用チームのモットーは
"Operate to Automate, Automate All"

アクセルスペースの衛星運用チームは、2018 年末に最初の1機 GRUS-1A を打ち上げ運用を開始し、運用システムの改善を重ねて、2021年3月の4機 GRUS-1BCDE 同時打ち上げに対する初期運用を完了。
現在 、5機の衛星からなるコンステレーションを定常運用しており、衛星運用に関する一連の流れを自動化し、自動化された衛星運用システムを今後全ての衛星運用に適用できるような開発・拡張をDevOpsスタイルで行なっています。

現時点においては、全ての運用を自動化できているわけではなく、運用において人間が状況を把握して判断を下す部分が残っています。
将来、運用の自動化が充分に進んだとしても、新しい運用要求に対しては要求を解析し、システム化する過程が必要です。その自動化の推進のためには、衛星運用とそこにおける人間の判断をモデリングして、ソフトウェアによるアルゴリズムに変換することが必要になってきます。

また、 衛星のユーザーおよびその要求、衛星の運用システムの能力、実際の衛星の状況を把握し、サービスおよび機能を追加したり、ユーザーに必要な粒度の衛星サービスを提供するのも衛星運用チームの重要な仕事の一部です。

つまり、衛星運用チームというのは、ただ運用システムを活用・管理しているわけではなく、運用の完全自動化と、ユーザーのニーズに対してのサービスを実現するための開発チームなんです!

開発チームには、宇宙業界経験者から、Webサービス開発者、製造業出身者、理系新卒(物理学、計算機科学等)などの様々なバックグラウンドを持ったメンバーが集まり、それぞれの強みを活かし、互いにサポートしながら、チームとして働いています。


そもそも衛星運用システム(Satellite Operation System)とは?

すごく端的に言うと、地上から衛星にコマンドを送信し、衛星からデータを取得して、それをユーザーに配信するコンピューターシステム(図1)を指しています。

衛星運用システムを運用するために、衛星運用DevOpsエンジニアが様々なコマンドを発信・自動化したり、ユーザーが安心してサービスを使用できる様、システムインフラ構築を担うクラウドエンジニアがいたり、地球観測までの一連の流れを理解した上でユーザーと技術的なコンサルテーション・調整業務を行うエンジニアがいるなど、様々な職種のメンバーがこのシステムに携わっています(各ポジションの動き方は図2参照)。

Emoji License Credit 1. earth_asia: https://emojipedia.org/globe-showing-asia-australia/ 2. satellite: https://emojipedia.org/satellite/ 3. satellite_antenna: https://emojipedia.org/satellite-antenna/ 5. laptop: https://emojipedia.org/laptop/ 6. man: https://emojipedia.org/man/ 7. busts in silhouette: https://emojipedia.org/busts-in-silhouette/

チームの声を聞いてみた!

衛星運用の「面白さ・やりがい」とは?

  • 純粋に、地球の周りを秒速7.5km進む物体を自分の手でコマンドしていることにワクワクします(笑)

  • 衛星から得られる地球観測データを、従来よりも圧倒的に安価にお客様に提供することで、宇宙の民主化を進め、人の生活を豊かにできること。

  • ソフトウェアだけでもデータベース、クラウドプラットフォーム、Web、DevOps、ネットワーク、スケジューリング、三次元幾何、画像処理など直接的・間接的にかなり広い範囲の技術に関わりながら製品を開発できます。加えて、衛星のメカ、電気、無線、組み込みソフトウェアのエンジニアと、かなり密に議論をしながら設計を進めていけるため、多様性がある知識・経験を培えます。

  • 数学/天文学/地球物理学/工学など、過去の偉人たちが積み上げた総合科学の知見を道具として用いて、試行錯誤を繰り返しながら新しい技術を切り開いて、歴史上の偉人たちの業績に新たな1ページを書き足した気分になれること(まだ書き足したとは言ってない✋笑)

  • 衛星を動かすための様々なタスクに携わるが、一緒に働くチームも楽しさの一部。同僚は日本に留まらず、世界中から集っているチーム。どんなアイデアにもオープンで、リスク分析をしっかり行った上で慎重に決断し、スピード感持って、コツコツと進めていくことで成果が出せるチームなので、それぞれが独自の専門性・強みを活かしつつ、お互いの弱点を補い、なおかつ他の人達から学び続けることができる環境であること。

ずばり、今後の課題・挑戦とは?

  • 衛星は24時間365日モニタリングが必要で、何か小さな問題が起こると壊れるリスクがあるため、そういった過酷な宇宙環境と限られた通信手段を踏まえて、強力なモニタリング機能を備えつつ、衛星部分の一部が故障しても正常に処理を続行できるようなシステムを設計することが今後の課題です。そして土日祝日は安心したいです(笑)

  • デブリ回避を含めた衛星コンステレーションの軌道保持運用を完全に自動化すること。

  • 既存のおよび将来的に運用するすべての衛星の制約に対応できる柔軟性をもった、衛星コンステレーションのスケジューリングシステムの開発(例:自然災害などの緊急事態に迅速に対応できるように)。

  • 非常に野心的な要求がユーザーからあったりする時に、何が可能で何が不可能なのかという点を、適切な検討を行った上で、わかりやすく伝えないといけませんが、実はこれ、簡単な様で結構難しかったり・・・。ユーザーのニーズに応えるために衛星設計チームと営業チームの架け橋になることも、大事な役割だと思います。


最後に:チームからのメッセージ

GRUS-1BCDE4機の打上げ成功を受け、1から10への立ち上げ期から、10から100への拡大期に差し掛かっています。そのため、体制もしっかりと整えるべく、現在積極的に採用中ですので、衛星運用に関わるポジションの業務内容の詳細は下記から是非是非ご確認ください!💪

宇宙業界未経験でもOKです!
C++、Python、Postgres/PostGIS、AWS、Docker等を使ってDevOpsしてる/してみたい、そこのあなた!
多くの関係者を巻き込んで、設計・実装・テスト・リリース・運用まで持っていける、そこのあなた!
運用の中から知見を生み出し、システムの改善に結びつけるのが好きな、そこのあなた!

もしかするとアクセルスペースの衛星運用に向いているかもしれません…?!

「Space within Your Reach 〜宇宙を普通の場所に〜」というビジョンに向かって、一緒に働いてみませんか?🤗


宇宙を変える仲間、募集中。


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