SBIR推進プログラムについて
この事業は研究開発型スタートアップ等を対象として一部のフェーズでは全額補助もあるプログラムです。
概要
本事業は、多様化する社会課題の解決に貢献する研究開発型スタートアップ等の研究開発の促進及び成果の円滑な社会実装を目的として、内閣府が司令塔となって、省庁横断的に実施する「日本版SBIR(Small Business Innovation Research)制度」の一翼を担うものです。
関係府省庁等が実施する研究開発課題や研究開発フェーズは、年度毎に、内閣府ガバニングボードにより決定され、研究開発の初期段階(PoC、F/S)をフェーズ1、実用化開発支援をフェーズ2として、多段階選抜方式を導入した継続支援を本事業内でのみ実施する「一気通貫型」、或いは、関係府省庁等で実施する指定補助金等事業へ接続する「連結型」の2つの方法で実施します。フェーズ1には全額補助もあります。
対象事業
<フェーズ1>:概念実証(POC)、実現可能性調査(FS)
事業期間:原則として、1年間以内
事業形態:定額助成
委託費:原則として、1テーマあたり2千万円以内
(助成金額は、審査の結果を踏まえ、提案書記載額等から減額することがあります。)
事業内容:公募要領内に示された研究開発課題に対して、解決に資する技術シーズを有しているスタートアップ等が、事業化に向けて必要となる基盤研究のための概念実証(POC:Proof of Concept)(※1)・実現可能性調査(FS:Feasibility Study)(※2)を実施します。
(※1)「概念実証(POC:Proof of Concept)」とは技術シーズの原理確認又は市場でのニーズ確認の実証を行います。
(※2)「実現可能性調査(FS:Feasibility Study)」とは新製品や新事業に関する実行可能性や実現可能性を検証するための調査です。具体的には、科学的・技術的メリットの具体化と、研究開発の実施、技術動向調査、市場調査、ビジネスプランの作成等を行って、事業の実現可能性の目途を付けることです。
5月10日期限の公募は下記のリンクです。
<フェーズ2>:実用化研究開発
事業期間:原則として、2年間以内
事業形態:助成
1テーマあたりの規模:原則として、1テーマあたり1.5億円以内
NEDO助成率:2/3以内(NEDO負担額:1億円以内)
事業内容:公募要領内に示された研究開発課題に対して、概念実証や実現可能性調査を完了しているスタートアップ等が、実用化に向けた研究開発を実施します。
最後に
Axelage株式会社は、世の中の多種多様な領域で興る新規事業を支援することによって、時代を加速させるようなイノベーションを促進します。上記も含めお気軽にご相談ください。