「ディープテック・スタートアップ支援基金/ディープテック・スタートアップ支援事業」に係る公募について(予告)
概要
「ディープテック・スタートアップ」を対象として実用化研究開発や量産化実証、海外技術実証などへの支援を行うものです。3月20日に公募の予告がありました。公募開始予定日は3月下旬とされています。
各フェーズの支援内容
〔1〕STSフェーズ(実用化研究開発(前期))
要素技術の研究開発や試作品の開発等に加え、事業化に向けた技術開発の方向性を決めるための事業化可能性調査の実施等を支援する。
助成金の額:3億円以内または5億円以内(※)/事業期間
事業期間:1.5~2年程度(ただし同一フェーズ内で最長4年)
助成率:2/3以下
※事業計画において、事業会社との間で一定の連携構想を有しているものや、海外技術実証事業を含むものについては、上限額を引き上げる予定です。
〔2〕PCAフェーズ(実用化研究開発(後期))
試作品の開発や初期の生産技術開発等に加え、主要市場獲得に向けた事業化可能性調査の実施等を支援する。
助成金の額:5億円以内または10億円以内(※)/事業期間
事業期間:1.5~2年程度(ただし同一フェーズ内で最長4年)
助成率:2/3以下
※事業計画において、事業会社との間で一定の連携構想を有しているものや、海外技術実証事業を含むものについては、上限額を引き上げる予定です。
〔3〕DMPフェーズ(量産化実証)
量産技術の確立・実証に係る研究開発やそのために必要な生産設備・検査設備等の設計・製作・購入・導入・運用等を通じ、商用化に至るために必要な量産化実証の実施を支援する。
助成金の額25億円以内(※1)/事業期間
事業期間:1.5~2年程度(ただし同一フェーズ内で最長4年)
助成率:2/3以下(※2)
※1:事業会社との連携(共同研究、調達、販路開拓等)に係る書面(MOU等の文書)の提出を求める予定です。
※2:リスクの高い研究開発段階から脱していると考えられる場合(成果普及を主として実施する場合、商用化が見込まれている場合等)は、補助率の限度を2/3より低く設定する予定です。
ただし、ステージゲート審査を経てフェーズを移行する場合でも、当該事業全体で、1件当たりの助成金額の上限を30億円、事業期間の上限を6年とする予定です。
最後に
Axelage株式会社は、世の中の多種多様な領域で興る新規事業を支援することによって、時代を加速させるようなイノベーションを促進します。上記も含めお気軽にご相談ください。