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千葉駅反戦デモで日本共産党やJR東日本と対峙

 11月3日、改憲・戦争阻止大行進千葉の主催による、断固たる反戦闘争が行われた。

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 集会デモの当日においては、千葉駅で普段我々が街頭宣伝を行っているのと、全く同じ場所において日共の志位が集票イベントを行うと言う状況下にあった事に加え、集会会場向かいにある、道路を挟んで隣接している公園でJR東日本当局の絡む催しも開催されていた。この催しの公園はデモの解散地点でもあった。

 図らずも、千葉県反戦青年委員会が対決する日共とJR東日本両者と対峙する反戦行動となる。それはさながら、かつての羽田闘争を闘った、当時の反代々木系全学連の学生達と、同日に多摩湖でピクニックをしていた日共との対比と重なっているかのようだった。


以・ネタニヤフを天皇より先に処せ

 前段として街頭宣伝が行われた後に開催された集会では、多数の団体によるリレーアピールが行われた。

 動労千葉、三里塚、県反戦を始め、枠に囚われず様々な団体からのアピールもあったが、皆このイスラエルによる暴虐への怒りで一貫しており、県反戦からのアピールにおいては反戦新聞18号の内容を素地にし、この戦争は今年に始まった事では無い事、この戦争の影には帝国主義があり、イスラエルは、まさに帝国主義の申し子である事、国旗の背後には星条旗が透けて見えている事、それに加えて成田空港と木更津駐屯地の軍事拠点化を弾劾した。

 デモの注目度は非常に高かった。日共千葉県書記長(当時)の大西航容疑者が女子大学生の自転車の前かごに脅迫文を置いてサドルに体液のようなものを付着させた影響は定かで無い。だが志位がイスラエルに対して煮え切らない態度を取った事については明確に影響して、この日をもって千葉県下でもパレスチナ連帯が開始された格好だ。また11・19への結集も呼びかけた。

 旧クリ(※千葉駅東口ロータリー広場)への大行進は日共志位の街頭演説を守護する日本警察によって阻まれたが、ナンパ通りや東電前は警察も妨害出来なかったので、東電千葉支社前では汚染水放出のシュプレヒコールをあげた。ナンパの輩が駅の中央階段へ移動してキャッチばかりになったナンパ通りでも、休日の昼間と言う事もあり若者の注目は凄まじいものだった。千葉駅周辺と言うのは、デモをやれば注目されるのだ。これは県反戦の主催で開催されたデモでも同様である。このデモにしても、解散場所の公園で東日本社員はもちろん、ステージで何かを喋っていた人までがこちらを見つめていた。

戦争を止めるための国際連帯


 我々はまずこの戦争によって、他の戦争を歴史のゴミ箱へ投げ入れぬようにせねばならない。また戦争によって、戦争の加害者でない他の民衆たちが迫害されないように注視する事も必要だ。加えて戦争の真の根本を突き止め、手先だけでは無い本当の意味での反戦行動へ向けての『根本への闘い』を貫く事を追求しなければならない。始まりある物に終わりがある事は、帝国主義や君主制も同様だ。(共著)

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【反戦新聞 第20号】


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