闘う若者の祭典へ行こう!
反戦労働者の祭典
当紙において従前より参加を繰り返し呼びかけて来た労働者集会も、いよいよ今週末の開催となる。
闘う労働組合の全国ネットワークを作ろうと訴えて、年に1度開催され今回で26回目を迎える。また2003年以来の国際連帯集会としても発展し、こちらは20周年を迎える。集会には多くの海外代表団も参加する。
呼びかけ3労組は新自由主義攻撃下でも強力な団結を形成して来た。
関生支部はゼネコンと対決する全面ストで大阪・梅田駅周辺の開発工事を長期にわたり止め要求を実現した。その後の国家権力による大弾圧とも対決し反転攻勢に打って出ている。
動労千葉は国鉄分割・民営化に反対し唯一ストで闘い、イラク戦争の際には72時間のストで約600本の列車をストップさせた。
港合同は度重なる倒産攻撃を乗り越え勝利する画期的な闘いを展開して来た。
3労組、そして県反戦は「今こそ闘う労働組合を甦らせよう」と訴える。そして、労働者集会への参加を呼びかける! (新井航大)
国際連大反戦集会となる
もはや戦前では無い事は当紙の過去の号でも断言しているが、ウクライナの戦禍が消えていない中でのシオニスト政権の所業はこの労働者集会を、国際反戦集会の要素の強いものとした。
前述の通り、この集会の国際連帯は今年で20周年を迎える。当日の日比谷には韓国民主労総に加え、米ILWUも参加する。集会を呼びかける関西地区生コン支部、港合同、そして動労千葉は民営化・非正規職化・労組破壊と闘って団結を守りぬき、戦争絶対反対を貫いてきた。この3労組の闘いが、20年に及ぶ日韓米国際連帯闘争を築き、改憲・戦争阻止!大行進も生みだした。3労組と共に闘い、労働組合を先頭に11・19国際反戦大闘争に全国から総結集しよう! (中井)
サン電子の虐殺加担を弾劾する
サン電子株式会社は11月13日付のプレスリリースにて、イスラエルへ寄付を行った事を発表した。駐日イスラエル大使館が自ら紹介していた。
何の事は無い。サン電子は優良なイスラエル企業を傘下に持っており、それは今やグループの中心に居る状態だ。
サン電子が世間で有名なのはゲームソフトメーカーとしてであったが、それも苦境に立たされていた。だが2007年携帯電話販売店向けのデータ転送装置などを開発していたイスラエル企業を買収すると風向きが変わった。
セレブライト、そう聞けばこの新聞を裏でコソコソ覗いている警察連中にもピンと来るだろう。この会社の主力商品は世界中の警察組織に導入され、具体的にはスマホから個人情報を抜き出す機械である。香港やミャンマーで反体制派の弾圧などに悪用されていた。もちろん日本警察にもセレブライトの名がある。最近の警察庁随意契約一覧表を見ても「海外携帯電話機情報抽出装置用追加ライセンス」の名でセレブライトの名がある。
このタイミングでイスラエルに寄付と言うのは、会社の危機管理と歴史を踏まえれば愚かだと言わざるを得ない。イスラエルの極右支配者たちは自衛と称し、地上侵攻でガザを南北に分断して人口が密集するガザ市を陸海空軍が包囲、パレスチナ人民皆殺しの民族抹殺=ジェノサイドを強行している。この虐殺に加担するサン電子を許してはならない。(中井)
ジャニーズ以下 呆れた宝塚会見
これだけの大事でありながら、「いじめやパワハラは一切なく、死因は故人の精神疾患だから宝塚は悪くなく、ヘアアイロンで火傷させるのは日常茶飯事だから問題なし」に加え、長時間労働を認め、理事長は辞任して逃げる予定、宙組東京公演も実施する予定、遺族の訴えは全面否定、宙組を全面擁護とする、ここに書いた事が宝塚記者会見の内容であった。
この自死については既に世間の知る所な訳だが、これは労働問題だ。そう認識せねばならない。(無署)
スタンディング津田沼にて貫徹
11月12日に行われた津田沼駅街頭行動は、荒天により街頭演説からスタンディングへ切り替わると言う変更はあったものの、無事に貫徹された。
集会当日まで1週間(関連企画の国際連帯集会までは6日)と言う日に行われたスタンディングでは、その荒天にも関わらず注目の集まる物となった。(中井)
【反戦新聞 第21号】