#スーツケースのおはなし vol.1〜1番人気ホワイト【Capri Island】ができるまで〜
前回の#Founder's noteで、私が「どうしてスーツケースを作ろう!」と思うに至ったかを書きました。 この「#スーツケースのおはなし」では、製品に込めた想いやこだわりポイント、企画過程のあれこれを色々記していけたらなと思っています。
「持つだけでワクワクするようなスーツケース」って?
スーツケースを作ろうと決めたとき、こだわりたいポイントはたくさんあったのですが、その中でも特にこだわりたかったのが、「持つだけでワクワクするようなスーツケース」ということ。
旅の醍醐味は多種多様、同じ旅でも思い出に残る風景や瞬間は人によって違うと思います。
そう、旅はまさにAww (Awwは驚いた時や感動した時に思わず出る言葉です)の連続!
見たこともない想像を超える美しい景色や大自然に心が震えるほどの感動を覚えたり、異国の地で困った時に見知らぬ現地の人に助けてもらって人の優しさに触れたり。
そんな「Aww」を持つ度に感じられるスーツケースを作りたかった。
でも見渡してみれば、旅の行き先や滞在先にこだわりがある人は多くても、スーツケースにこだわっている人ってあんまりいない。
スーツケースは、まさに「旅の相棒」なのに...!
旅のワクワクと感動を、一緒に感じ、そして思い出を刻む。
「このスーツケースを持つと昔行った旅先のAwwを思い出す。
今度はこの子とどんな体験ができるんだろう...?」
持つだけで、そんな夢が膨らむようなスーツケースができないかと思いました。
カプリ島の思い出を詰め込んで
じゃあどうやってAwwのスーツケースにそのワクワクを込める?どんな思い出や情景を詰め込もう?と企画していた時に、一番最初に頭に浮かんだのが、南イタリアのカプリ島。
そう、一番人気カラーのホワイトは、このカプリ島の思い出をもとにデザインしました。
カプリ島。
その名はよく耳にするけれど、行く機会はな かなかない。近いようでとっても遠い、そんな場所というイメージがある人が多いかもしれません。
私自身も、ローマとかミラノとかは周りでもいったことがある人が多かったのですが、カプリ島ってなんだか物理的にも、心の距離も遠い場所でした。
ある日、本屋さんで旅本を立ち読みしてたら、ふと目に入った【魅惑の島 カプリ島】っていうワード。
それを目にしてからというもののなんだか気になる存在になったカプリ島。
気づいたらあれよあれよカプリ島行きの予定が決まり、1ヶ月後には出発することになっていました。
(私の旅の予定って、こんな感じでフィーリングとタイミングでなんとなく決まって行くことがほとんど!)
ふり注ぐ太陽が眩しい南イタリアに浮かぶカプリ島は、見渡す限り白い街並みが広がり、青い海にキラキラとその街並みが反射して輝く神秘的な島。
佇む陽気で明るい人たちの笑顔。
真っ白な街並みに映えるカラフルな色彩感。
新しい発見の宝庫の入り組んだ小道。
こんなにも可愛らしい街は本当に見たことがなく、ときめきが止まらない忘れられない滞在となりました。
「Cute」「Charming」
こんな単語が本当に似合う場所。
短い滞在だったけど、今まで行ったどんな場所とも違う、心に残る魅力がそこにはありました。
レモンの香りに魅せられて
カプリ島はイタリア有数のレモンの産地としても有名。
レモンが所狭しと実る木の下で食事できるレストランにも行きました。
もちろんレモンがしっかりアクセントになった絶品料理がたしなめます。
南イタリアは、海が近いこともあり魚介類が本当においしい....
味付けもシンプルで薄味が多く、海外では胃もたれが常時なわたしも、とても楽しめました。
カラフルで遊び心あるインテリア
リゾートのこの地には本当に魅力的なホテルばかり。
お部屋から見える情景ももちろんですが、色彩感あふれ、遊び心あるインテリアがとにかくツボでした。
白を基調としながらも、清涼感たっぷりの抜け感のあるバルコニーが気持ちよすぎるホテルにも宿泊。
プライベートバルコニーでこの広さ...!
こんなバルコニーがあるなら、1日ホテルでゆっくり贅沢に過ごすのも最高ですよね。
床のタイルがたまらん可愛いかった....
こんなベランダ、日本のお家にも作れないかな...って本気で思った瞬間でした。
そうして出来上がったホワイトのCapri Island
こうして、カプリ島のどこまでも広がる真っ白な街並み、そしてまるで白いキャンパスに描かれたように映えるレモンツリーの情景をデザインに落とし込んで、ホワイトカラーのスーツケース「Capri Island」が完成。
車輪やスライダーも白にして、パッと見"真っ白"の外見になるように。
ホワイトなので、どんなファッションや旅先にも合わせやすいのも特徴です。
そして何よりも、スーツケースを開けた時の心踊る内装デザイン。
真っ白な街並みに映えるレモンツリーの木々たちを思い起こさせる、グリーンとイエローのデザインを施した生地を使って。
こうして一番人気のホワイトカラーが出来上がったのでした。
最後に
長々とカプリ島の思い出を書き連ねてしまいましたが、次はまた別のカラーのスーツケースに込めた思い出の旅についても記していきたいと思います。
「#FindYourAww」を合言葉に、私なりの経験や発見を発信していきますので、よければフォローしていただけると嬉しいです。