ShopifyでアパレルBtoBストアを始める3つの方法

こんにちは、AW Shopify Insight Lab.です！
今回は、近年お問い合わせが増加しているBtoB（企業間取引）について、導入方法をご紹介いたします。
BtoB取引はアパレル業界をはじめ、さまざまな業界で重要なビジネスモデルとなりつつあります。
その中でもShopifyは、BtoB取引に柔軟に対応できる機能を提供しており、卸売専用のストアやBtoCと混合したストアの運用も可能です。

今回は、ShopifyでBtoB向け卸売ストアを開設する方法を3つご紹介し、それぞれの特徴と使い方を詳しく解説していきます！

～はじめに～
⚠️BtoBとBtoCの基本概念とその違い

BtoB（ビジネス・トゥ・ビジネス）
定義: 企業が他の企業に対して商品やサービスを提供するビジネス形態。
特徴: 取引額が大きく、契約期間が長期になることが多い。購買決定が複数の人や部門によって行われることが多い。

BtoC（ビジネス・トゥ・コンシューマー）
定義: 企業が一般消費者に対して商品やサービスを提供するビジネス形態。
特徴: 大量販売が可能で、消費者の購買決定が速い。広告やマーケティングの重要性が高い。

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【方法①】Shopify標準 パスワード保護機能を利用する

ShopifyでBtoB向け卸売ストアを最も手軽に開設する方法は、
【パスワード保護機能】を利用することです。 この方法は、BtoB専用ストアを開設し、一般消費者向けの小売りを行わない場合に適しています。
特定の顧客だけがアクセスできるようにパスワードを設定することで、 個人ユーザーからのアクセスを制限し、BtoB取引専用の環境を簡単に整えることが可能です！
＜専用ストアとしての利用＞
・パスワードを設定して、特定の顧客だけにアクセスを許可するシンプルな方法
・顧客ごとに異なるページや商品コレクションを表示したい場合は、LocksmithやEasyLockdownなどのアプリを使うことで、より高度な制限を設定可能。BtoB取引先が少なく、複雑な条件設定が不要な企業に最適

■Locksmith

■EasyLockdown

【方法②】 Shopifyアプリを導入して卸売ストアを開設する

次に、Shopifyアプリを活用して、BtoCストアとBtoBの混合ストアを構築する方法です。 Shopifyアプリを導入することで、BtoCとBtoBの両方の顧客に対応し、 顧客ごとに異なる価格設定や割引を提供することができます。

＜混合ストアとしての利用＞
・B2B Wholesale Hubなどのアプリを使って、特定の顧客に対して卸売価格や特別割引を適用可能。
・BtoCとBtoBの両方の顧客を1つのストアで扱いながら、顧客ごとに異なる価格や条件を簡単に設定できます。
・Order Logic や Order Limits のようなアプリを活用して、注文の最小
・最大数量を設定し、BtoB取引に対応することが可能
・BtoCとBtoBの両方の取引を一元化して管理したいストア運営に最適

■B2B Wholesale

【方法③】 Shopify Plusで卸売ストアを開設する

Shopify Plusを利用すると、BtoB専用の機能である「B2B on Shopify」を使って、より高度な卸売ストアを構築できます。 Shopify Plusは、大規模な企業や、既存のBtoCストアとBtoBストアを並行して運営したい場合に最適です。

＜混合ストアまたは専用ストアとしての利用＞
・BtoCとBtoBの両方を1つのストアで運営しながら、顧客ごとに異なるカタログや価格設定を提供可能
・会社ごとの価格表や決済条件の設定が可能で、顧客ごとの細かいニーズに対応したストア運営が実現可能
・特定の取引先向けに個別の商品カタログを設定し、見積もりや再注文の手続きを簡単に行うことができる

★BtoBにはストア形態が2種類存在します！

BtoBストアには、BtoCと混合して運営する「混合ストア」と、BtoBに特化した「専用ストア」があります。
それぞれの特徴と用途について簡単に説明します。

混合ストアの特徴

・BtoCとBtoBの両方を同じプラットフォームで管理できます。
・顧客グループごとに異なる価格や注文ルールを適用でき、効率的な管理が可能。
・既存のBtoCストアにBtoB機能を追加するため、ストアの一貫性を保ちながら運営できます。

専用ストアの特徴

・完全にBtoBに特化したストアを作ることで、より専門的で顧客に特化したサービスを提供できます。
・顧客のアクセスをパスワードやアプリで制限し、専用の商品やカタログを表示できます。
・大規模な取引先や複雑な価格設定が必要な場合に向いています。

Shopifyを活用すれば、簡単にBtoB向けストアを構築できます。
パスワード保護機能やアプリ、Shopify Plusを組み合わせて、自分のビジネスに最適な方法を選びましょう！

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まとめ

ShopifyでBtoB向け卸売ストアを開設する際には、パスワード保護機能、アプリの導入、またはShopify Plusを活用することで、 専用ストアや混合ストアを構築することが可能です。
アパレル業界をはじめ、多くの業界でBtoB取引はますます重要になっています。 弊社では、Shopifyを活用した多くのBtoBサイト構築や、アプリ導入サポートの実績があります。

何かお困りのことやご相談がございましたら、ぜひお気軽にアパレルウェブまで、お問い合わせください！！