この寂しさは何なのだろう
神奈川ウインターカップ予選が終わりました。
おかげさまで10年(たぶん)にわたってバスケットを書く仕事に携わらせていただいていますが、そのすべてが全国で発売される雑誌に載る記事でした。当然ながら「色んなチームを」「広く浅く」の取材がほとんどだったわけですが、「スタンダード神奈川」の創刊のおかげで、インターハイ予選からウインター予選まで練習を見て、試合を見て、言葉を聞いてと、これまでより少し近い距離から数チームの活躍を見届ける経験ができました。
予選が終わるのがこんなにさびしいのは初めてです。
全国大会に出た選手とは大学など新しいカテゴリーで再会できるチャンスが高いけれど、ここで負けた選手たちの大半は、第一線でバスケットを続けないでしょう。だからなのかもしれません。
もっともっと長い時間、神奈川の高校3年生たちと言葉を交わしてみたかったし、その思いを伝えたかったし、プレーを見てみたかったです。またどこかで会えるかな。会えなくても、ずっと忘れないよ。
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私はあまり文化的な素養がないのですが、数少ない好きな映画「パッチギ!」の劇中で聴いて、とても好きになった古い歌です。悲しい気分の時は、いつも曲中の「悲しくて悲しくてとてもやりきれない」というフレーズが心に浮かびます。
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