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#2 卒業 /斉藤由貴
第2回は 斉藤由貴さんのデビュー曲にして、代表曲の卒業です!年間オリコンチャートにも登場しました(85年34位) ちなみにこの年は菊池桃子さん、尾崎豊さんもそれぞれ 卒業 という曲を発表しています。 正直、想い入れが強すぎる曲なので長くなってしまいますが、ご了承ください^^; 卒業と共に終わりが見えてしまう、恋人との物語を綴っています。 サビの「卒業式で泣かないと 冷たい人と言われそう でももっと悲しい瞬間に 涙はとっておきたいの」は あまりにも有名ですが、恋人との別れがその瞬間なのでしょう。 「卒業しても友達ね」も、離れて別れを選んだけれど、友達でいてください、でも会えないのでしょうね という切なすぎる心情が描かれています。 作詞した松本隆さんも、自信を持って後世に残る歌と仰っています。
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#1 強く儚い者たち / Cocco (1997)
1997年11月19日発売の Coccoさんのセカンドシングルです。 前作の「カウントダウン」から8か月を経て発売され、 1998年には、年間オリコンチャートにも登場(68位)、SPACE SHOWER Music Video Awards BEST FEMALE CLIPを受賞しています。Coccoさんの曲の中では一番の売り上げで、知名度も高い曲ですね。 まず、重厚感があるイントロからはじまります。 歌詞は、愛する人を残して世間の荒波と戦う旅人を迎える女性の視点で紡がれていきます。 サビは幻想的な情景を描き、静かながらたたきつけるように並べた現実を伝えてきます。 それなのに、曲は優しく包み込むように流れます。 大げさかもしれませんが、自分は聴き終わった後に「諸行無常」を思い知る気持ちになれます。