建設的と破壊的
物事には色々な側面があります。
もう少し簡単に言うと｢対極｣の要素があります。
例えば刃物。
その中の包丁等は料理をする際に、
カッターや彫刻刀等はものづくりをする時に
私たちの生活に欠くことができないとても便利な道具のひとつです。
生産性をあげるサポートをしてくれます。
ですが、その逆の使い方をすることもできます。
それは人を傷つけること。
破壊のサポートも可能なんですよね。
また、言葉もそうですね。
言葉は皆様ご承知の通りあらゆる場面で人を育て成長させ励まし支えにもなってくれる本当に素敵なものです。
ですが悪口や文句を言ったり、SNSで誹謗中傷をしたり…
言葉にも人を傷つける使い方が出来てしまうことがあるのも事実です。
建設的or破壊的
物事にはどちらの面もあるということですが
そのどちらを使うのか選択するのか意識するのか、私たちの各々がそれを決めることができます。
そして私たち｢人間｣にも
刃物や言葉同様に極の面がもちろんあります。
例えば長所短所と言われるもの。
履歴書や自己紹介で長所や短所を問われることが度々ありますがそれらを自分で挙げるのは結構難しいものです。
私も苦手な方です…
まぁ、誰しもにふたつの面があるんですよね。
（ただし特に人の場合のそれはどちらかが善か悪かということでは決してない、と私は思います）
さて、私たちの多くは身体を創りこの瞬間も命を営んでいる元(精子と卵子)となっている父と母のことをほとんど注目することなく生きています。
家族のこと、父と母のことは普段気にもせず触れずに生きている時間の方が圧倒的に長いんですよね。
でも人生や生活、起きた出来事の根底にあるものは常にそれぞれの父と母の存在があります。
蛙の子は蛙という例えがあったり、バラの花の種からはバラしか咲かないという事実があります。
どちらも当たり前の自然の摂理なのですが人間の場合はその自然の摂理を無視していたり、逆らって生きているという人が少なくはありません。
父と母の遺伝子を使って私たち生きているのですが両親のどちらか、または両方と何らかの確執があり自然の摂理を無かったことにして生きている。こんなことができるのは私たち人間くらいではないでしょうか。
他の別のものになろうとする事に一生懸命になるのは人間くらいですよね。
確執があるということは往々にして父と母の良くない部分にだけ意識をフォーカスしてしまう事になっていると思います。
人には意識したものが大きくなる、拡大する引き寄せるという性質があると言います。
あなたが学校や職場の中に苦手な人がいたとします。その人には会いたくないのにそっちゅうその人にあってしまう、なんてことありませんか？
意識したものが好きか嫌いかは関係なくてそのものに意識を向ける、というエネルギーを注いだことにより目に留まる、引き寄せる、そして増えてゆくという現実を生み出すクリエイトしているんですよね。
父と母の良くない部分だけを意識していると
その部分しか分からなくなってしまいます。
それでそんな親から生まれた私は最悪だ、とかガッカリだと言って前に流行った？｢親ガチャ｣という言葉を信じて自分のことが嫌いになったり自暴自棄になってしまう人が少なくないです。
先の話で刃物や言葉には人を傷つける対極的な面があるといいましたがそれは父と母の捉え方にも言えること。
生産性のある建設的な面が父と母にも必ずあるも言うことを教えてくれます。
私たちはそれぞれの両親遺伝子を受け継いだその親の子です。
お父さんお母さんの得意なこと、才能、いい所が自分の中にも必ずあるということ。
その特技や才能を使って生きていくんです。
肩書きや学歴、金銀財宝を持って人はお母さんのお腹から生まれてくるのではありません。
DNAの中に情報を沢山インプットして身体ひとつで人はこの世界に誕生してきます。
情報こそ財産。
人は良くも悪くも自分の中にあるものしか意識出来ないし興味を持つ事が出来ません。
自分が気にしてないことは、目の前で見ても人は気にならないんですよね。
例えばあなたがコンプレックス感じていることや直したい性格的なもの行動的なことなんかがあったとしたら
あなたの苦手な嫌いなあの人はあなたが自分で気になっていることと同じ事を見せたりやっていたりしてるはずなんです。
憧れにもその法則は適応します。
嫌も好きもコインの裏と表
どちらもあなたということです。
話が脱線しましたが
破壊的な情報に興味を持つのか
生産的建設的な情報に興味を持つのか
何に価値を持って生きていくのか
選ぶ自由を私たちは持っています。
自分はどんな特徴があるのだろう、
それを知ることが自分という人間を花咲かせる近道にもなるのではないでしょうか。
お父さんお母さんを思う時
兄弟姉妹がいる方はそれぞれが捉える父と母に共通のものがあると同時に異なる視点捉え方があると気づくことができると思います。
同じ遺伝子を持つ兄弟姉妹でもものの見方はそれぞれ異なります。それがオリジナリティ個性です。
ということで
長くなりました、お読みいただきありがとうございました。
一昨日スタエフで同じ内容をお話ししてます。良ければお聴き下さい👂✨
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