冷静。
人間というのは、クールである方がいい。
冷静で、決してなにかに動じない。誑かされても、嫌味を言われても、動じず、そうして論理的に考える方が、賢いと思っている。
勿論、怒鳴りつけたり、泣いたり、そういう、感情のままの行動によって、他人が動く事もしばしばある。動かざるを得ない状況を作られるのだから、動くのである。
しかし、それによって得られた結果は、恐らく真に正しく、真に美しく、真に面白い結果では無いはずだ。真の結果というのは、話し合いによって、論理的に行われた後に出来るものなのである。
だから、クールに考えて、クールに意見をぶつけ合い、クールに「ベタ」を見つけるということをしなければ、真の結果が得られないのである。
いつだって人間は、冷静である方がいい。
冷静でない人間は、自他ともに傷付けやすい。卑屈な人間は人を不快にさせるし、熱烈な人間はそれ故に喋り過ぎる。
冷静さを欠いた人間はその攻撃性で他人の冷静さを削ぎ落とすのだ。
前述の通り、話合いにおいて真の結果を得るためには冷静な方がいいのだ。つまり、他人の冷静さを削ぐというのは、話合いにおいて非常に厄介な迷惑行為になる。
いつだって人間は、クールである方がいいのだ。
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