市販薬>処方薬
さっきODに就いての文を書いていて、最近の精神医学ってとんでもなくミスリィド(?)をしていると思ったので幾らか書く。
注意:此の文章は決してOD(オーバードーズ)を推奨するものでは無い。心に留めたまえ。
市販薬>処方薬になりがちな現状
私、最近はブロンを飲んでいるけど、処方のアトモキセチンよりも圧倒的に精神作用が上手くいっていると思っている。
幾らか考えて見ると、其の要因が見えてきた。
プラセボに就いて
市販薬には、穏やかな精神作用をもつ薬が幾つか有る。市販薬を買う場合、其の中から自分で選ぶという行為に依る自己決定の自由度の高さやハーブ等のイメェジに依り、プラセボ的な心理的作用が働く事が考えられる。
効果が早く出るという安心感
抗精神病薬というのは、気難しく、依存性や離脱、身体的負担等の観点から「少量の服用から段々と量を増やして行く」というやり方が採られる。最大量に到達する迄最低1~2ヶ月必要なものもあり、又、長期服用に依り効果を発現させる薬も多々ある。
然り然して、患者は切羽詰っており、今直ぐにでも疾患を緩和したいと思っている。長期的な合理性を欠いてでも、短期的に強く出る薬に頼りたくなるのは当然である。
「薬を飲めば普通」の理想により近いのがブロン
精神疾患というのは患者の状態が個人や社会に置いて有害であると判断出来るから「疾患」なのである。此れは、逆説的に患者は「薬を飲めば普通」ということとなる。精神疾患の治療法として薬剤を飲むのだから。
此の「薬を飲めば普通」という理念に順ずる薬を探す時に、ブロンという薬は此れにプラスして「多幸感に依る楽観的視点」というバフが付く。これにより、精神病患者に置いての大きな壁である「精神的負担」を限りなく減らす事が出来る。
上記事項に依り、市販薬は処方薬よりも「効く」感じがあるのだ。と思う。
勿論、処方薬にも強い作用を持つものは沢山ある(ベンゾ系等)。嫌な副作用や多量のカフェイン摂取のリスクを鑑みると処方薬の方が安全である事は依然変わりない。
何より不健康、不誠実であり、社会からの風当たりが強い。
しかし、それでも市販薬に頼ってしまう。悲しいことに。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?