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「夏を続けた理由」【自作歌詞】

1、
ぼくの言葉で
君の頬に真っ赤な金魚が
泳いでたあの夏に
はじまったお祭りは
未だにしゃぎりが止まない

「一番星を見つけたら勝ちだよ」なんて
「この階段を先に上がった方が勝ち」と
何にでも負けず嫌いで勝負したがるくせに
すぐ負ける

そんな君のこと愛おしく
思うのも必然だよね
今夜お祭りがあるから
誘うけど勇気はいるね
金魚すくったら まと狙ったら
その後で君を連れ出すから

ぼくの言葉で
君の頬に真っ赤な金魚が
泳いでたあの夏に
はじまったお祭りは
未だにしゃぎりが止まない

きっとまだ夢見てる
ずっと君好きでいたいけど
揺らぐ季節を
ちょっと不安に思う
そっか 君を好きになる季節を
繰り返せばいい

2、
「将来はさ、何になりたいのか
私にだけ教えてよ」「私も教えるね」

どんな日々でも否定はしない
君がいてくれたからかな
誰にも絶対言わないよって
約束したからかな
今まで怖くて言えなかった夢の話
珍しく出来たよ

ぼくの胸を撃ち抜く
優しい弾丸
景品は大したものじゃない
それでもいいの?
君にあげるね 喜んでほしい

えっと何から話そう
「もっと君と一緒にいたい」だけで
理由よ伝われ
雑踏ざっとうを通り抜けて
どっか知らない街へ行けてしまう
そんな気がした


ピントが合わなくて
それが涙と気付いたなら
電話番号
お祭りが終わって
ぼくら大人になったとしても
いつでも掛けてよ



YouTube上で活動されている
音楽プロジェクトチャンネル
「騒音のない世界 / beco」様の
インスト曲『ガラスの金魚』に
【Music】ガラスの金魚 - 騒音のない世界 - YouTube
作詞したものです。
ご理解よろしくお願いいたします。

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