一週間日記 11/1~11/8
アメリカ大統領選があった。世界中が注目していたことだろう。そして、色んな立ち位置からも衝撃的な結果であった。しかし、ドゥルーズは人間というものは何らかのショック(ドゥルーズは「不法侵入」と呼ぶ)に直面しなければ思考をしないと喝破している。
であるならば、まさに世界中が思考をするちょうどいい「不法侵入」なのではなかろうか。
ゲームの話
ホグワーツレガシー
このゲーム、魔法世界というテーマと箱庭の作り込みは良いけれど、どうにも凡百だなという手触りであった。
しかし、10時間ほどプレイしてホウキ飛行や才能ポイントによるキャラ強化、必要の部屋でのハウジングが開放されると俄然面白くなった。
世界がよく出来ているから飛行で飛び回れるワクワクはひとしおだし、才能システムが解禁されると戦闘の幅が一気に広がってやりたい放題出来る。ハウジングも便利な家具を揃えたり飾ったりと楽しみが深い。
しかし、魔法世界ファンというのは生粋のゲーマーというわけではない人も多く居そうだが、そういった人がテーマに惹かれてこのゲームをプレイし、この「美味しいところ」までたどり着けただろうかというのはちょっと心配なところである。
あと、PCでやっているがどうにもスタッターが酷くて辟易していたが、有志の軽量化MODを入れたらだいぶマシになった。というかこれを入れてやっとまともなゲーム体験になる感じだな。どうやら、VRAM周りの処理にまずいところがあるらしい。こういうのがあると、コンシューマー機の安心もいいよなと感じる。
CoDBO6
結構遊んでいる。楽しい。何より楽しいのはゲーパスに入ったことで周囲にプレイヤーがぐんと増えたので、フレンドと出来る機会が大きく増えたことだ。やはり、こういうゲームはゲーム自体も然る事ながら一緒に出来る環境というモノも大事である。
マルチも燃えるけど、ゾンビをVC繋いでワイワイやるのも楽しい。もっとも、いまだに脱出を経験出来ていないが…。脱出フェイズ難しいぜ…。
映画の話
十一人の賊軍
令和の世にまさかというぐらい硬派な時代映画。七人の侍への愛がほとばしっている。幕が開けてしばらくは唐突でよくわからん展開、暗くて見づらい画面、方言全開で聞き取りにくい台詞と全力で観客を突き放しに来る所なんて実に七人の侍。
しかし、それを乗り越えるとグロテスクなアクションと際立ったキャラクターたちが織りなす作品世界に夢中になってしまう。長い映画であるが、ダレずに楽しめた。
勝てば官軍、負ければ賊軍…しかし、勝った先にある物は何か、負けても奪われないものは何か。泥臭い人間賛歌の映画だろう。俳優達の名演も光った。
ヴェノム:ザ・ラストダンス
ヴェノムシリーズ最終作。あくまでもエディ・ブロックの物語にピリオドを打つための作品という感想だな。
シリーズファンとしては、これまでを振り返っていったん終わりにする作品として、観て良いと思うが、映画単体としてはカタルシスも薄くてちょっと寂しい映画だったように思える。
モービウス、マダムウェブと不調続きの中でこれだと、ソニーズ・スパイダーマン・ユニバースの先行きはちょっと暗いかも。
クレイヴン・ザ・ハンターの出来はどんなものなのだろうな。
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