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「『プラットフォーム資本主義を解読する』を解読する」についていくつか②

 10/1(日)京都伏見「絵本のこたち」にて、スナック社会科meets絵本のこたち#02「『プラットフォーム資本主義を解読する』を解読する」を開催致します!会場チケットは完売しましたが、配信チケットは当日のお昼まで(コンビニ払いは前日まで)販売しています!

 当日まで、プラ解を読んで思い出した本や、繋がった本をぽつぽつ書いていく日記(?)2日目です。

 スナック社会科や絵本のこたち及び店主の熊谷さんを知る人には読んでる方も多いと思われる上原健太郎・ケイン樹里安編著「ふれる社会学(以下ふれしゃか)」(2019年)ですが、この「ふれしゃか」と「プラ解」を読み比べると本の作りが似てることにお気づきになる方は多いと思います。
 どちらも入門書の体で、バラエティに富んだ各章ごとに後学の為のポイントが付記されており、終わりまで読むと「はじめに」と最後の章が一本の道に繋がり、様々なイシュー、筆者を絡めながらバラバラに見えて、同じ道に向かって進んでいるというのは、手にとって見ることの出来ない、この社会や経済というものを示しているとも思えるのです。(「ふれる社会学」の「ふれる」が英訳でtouchではなくtraceになっているのもポイントです。「さわる」ではなく「なぞる」)
 読後、「自分はこの社会(及びこの経済)を構成している一員であるのだから、ピンとこなかったり、自分の外側に置いていた様々なイシューも何も無関係ではないのだな」ということに気づき、手にとって見ることの出来ない、この社会や経済というものが、ぐっと自分に引き寄せられる感覚が芽生えました。

(とりあえず、これから賃労働に行くので、つづきはまた終業後。「ふれしゃか」と「プラ解」の関係について、まだまだ読み比べると面白いことがあるので、それで1日分になると思います。では皆さまに本日が良き日になりますように。)
(帰宅再開。)
(比較図をExcelで作ってたら止まらなくなってきたので、②の続きは週末公開します!)

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サトマキ
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