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    何かを読んで思ったことを暫定的に入れておきます。

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スナック社会科×ふれしゃか生誕祭~ケイン樹里安さんの論考をいま横串に通してみる~に向けて③

 当日までぽつぽつ書くnoteも当日になってしまいました。  今回の企画はスナック社会科とふれしゃか生誕祭のコラボ企画なのですが、なぜ「ふれしゃかフェス」(『ふれる社会学』のシリーズイベント)や「ゆさカルツアー」(『ゆさぶるカルチュラル・スタディーズ』のシリーズイベント)でもなく、「ふれしゃか生誕祭」とのコラボなのか?と思われた方もいるかもいないかもしれません。    「ふれしゃか生誕祭」とは、毎年11月20日の『ふれる社会学』初版刊行日になると、#ふれしゃか生誕祭 とハ

    • スナック社会科×ふれしゃか生誕祭~ケイン樹里安さんの論考をいま横串に通してみる~に向けて②

       開催まで10日を切ってしまいました。当日までぽつぽつ書くnote、今回はご登壇の皆様を紹介したいと思います(書籍刊行順)。それではいってみましょう。 上原健太郎さん うえはらけんたろう 大阪国際大学教員。共編著に『ふれる社会学』、共著に『地元を生きる』『社会再構築への挑戦』など。まち歩きが好き(プロフィールより)  スナック社会科では過去に、2020年12月【スナック社会科vol.3 沖縄から問いを立てなおす】、2023年8月【スナック社会科 meets 絵本のこたち

      • スナック社会科×ふれしゃか生誕祭~ケイン樹里安さんの論考をいま横串に通してみる~に向けて①

         イベント当日に向けてぽつぽつ書いていくnote、今回はここのところ樹里安さんが仰っていたことを思い出すことが続いたので、それに絡めて過去の記事などを紹介したいと思います。  先月行われた衆議院議員選挙期間中にれいわ新選組の大石議員が投稿した山本太郎同党代表の動画が話題になりました。X(旧Twitter)のTL上では批判、非難、擁護、正当化、いろいろ飛び交っておりましたが、その中に『差別はたいてい悪意のない人がする』(キム・ジヘ著、尹 怡景 訳、大月書店、2021)※1を勧

        • スナック社会科×ふれしゃか生誕祭~ケイン樹里安さんの論考をいま横串に通してみる~を開催いたします

           今年最後のスナック社会科のお知らせです。次は大阪!! チケット等詳細は上記↑。 スナック社会科×ふれしゃか生誕祭~ケイン樹里安さんの論考をいま横串に通してみる~ ■日時 11月23日(土)開場/12:30 開演/13:00 ■会場 梅田ラテラル ■料金 ・会場 1,500円(学割・困窮割 1,000円)      ・配信 1,000円       学割・困窮割 500円       応援チケット 3,000円、5,000円、7,000円、10,000円 ■出演 上原健太郎

        • スナック社会科×ふれしゃか生誕祭~ケイン樹里安さんの論考をいま横串に通してみる~に向けて③

        • スナック社会科×ふれしゃか生誕祭~ケイン樹里安さんの論考をいま横串に通してみる~に向けて②

        • スナック社会科×ふれしゃか生誕祭~ケイン樹里安さんの論考をいま横串に通してみる~に向けて①

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          期日前投票に行ってきました+参考リンク集 2024/10/26追記

           まさかの投票所入場券を忘れて「手ぶら選挙」に流れで初挑戦。  スピード解散・選挙と郵便事情の悪さが相まって、まだ投票所入場券(以下投票券)が届いていない地域もあるらしいですが、手ぶらで投票できますので、何があるかわからない昨今、早めに投票を済ませてしまいましょう。 投票先に悩んでいる人は  推しが乱立している地域、または誰に(どの党に)決めたらいいかわからない、そんな方は下記を参考にしてみてください。 ①イシューで決める  いろんな団体さんが、各政党に公開質問状を

          期日前投票に行ってきました+参考リンク集 2024/10/26追記

          読書日記 2024/10/19

           本を読む気力もないくらいヘボヘボになっていたので、こんなときは漫画だ漫画、と思っていたら吉田秋生の『詩歌川百景』の最新刊が出いたので即購入&読了。  吉田秋生作品は不穏なことがよく起きるのだけど、それは現実に生きる私(たち)に起きることともほぼ同じで、その不穏なことに立ち向かったり、立ち向かえなかったりする登場人物たちの姿とそれでも人生は続いていくという時間の流れも書き込んでいることにとても慰められるし、励まされる。  初めて読んだのは小学生の時にプチフラワーに連載してい

          読書日記 2024/10/19

          読書日記 2024/04/18

           面白すぎた。 こちらは森元斎著『死なないための暴力論』(集英社インターナショナル新書)の注釈におすすめで出てて手に取ってみたもの。著者はフランス在住の言語学者の方で、フランスからトルコへ言語採集の旅に出向いた際のエッセイ。  オスマン帝国崩壊後、政教分離で世俗的で単一言語を話すトルコ共和国が建国されたけれどもそれは表向きの顔であり、沢山の言語と少数民族が存在し、そこには差別と統合の圧力もあり、ということが著者が小さな村から村へと言語採集とともに旅を続ける訥々としたエッセイか

          読書日記 2024/04/18

          「早尾貴紀×山本浩貴 抵抗と虐殺をいかに描くかーーアート/コミック・ジャーナリズムの可能性」に行ってきました

           調子悪くてどうしようかと直前まで思い悩んでいたものの、勢いで飛び出して結果行って良かった。冒頭、今回の主催者であり、版元及び編集でもあるtype slowlyの圓尾(まるお)さんからご挨拶があって、早尾さんからオファーが来て、翻訳することになった経緯が語られたのだけど、そこには圓尾さんとジョー・サッコの前作(『パレスチナ』)との出会い、会社を辞めたあとで今の出版社を興す前というご自身の状況、10.7以降のパレスチナの現状、色々とそこにも物語があってのオファーで、早尾さんもそ

          「早尾貴紀×山本浩貴 抵抗と虐殺をいかに描くかーーアート/コミック・ジャーナリズムの可能性」に行ってきました

          スナック社会科vol.8「『なぜガザなのか』なのかを早尾貴紀さんに聞く」が終わりました②

           この週末から週明け7日というガザ蜂起から1年の日にかけて全国、世界各地でパレスチナ連帯のアクションがありました。また、あれから1年という節目でテレビや新聞でも報道が増えている印象です。  渋谷でのデモは後ろに某アイヌ文化やその歴史を(も)取り扱った漫画の実写版の広告が大きく掲示されていて、「セトラーコロニアリズム(入植植民地主義)」で彼の地とこの国は繋がっているのだよな、と改めて思いました。そしてイスラエルと日本のその歴史と文化のウォッシングぶりも繋げるもので象徴的だと思

          スナック社会科vol.8「『なぜガザなのか』なのかを早尾貴紀さんに聞く」が終わりました②

          スナック社会科vol.8「『なぜガザなのか』なのかを早尾貴紀さんに聞く」が終わりました

           ご挨拶が遅くなりましたが、会場と配信でご参加された皆さま、ご出演いただきました早尾貴紀さん、長時間誠にありがとうございました。配信アーカイブは10/12(土)までご購入と視聴が可能ですので、どうぞ宜しくお願い致します。  感想も是非お寄せください。早尾さんにも共有いたします!  では、当日の反省から。まず1点目は配布資料の説明を冒頭忘れたこと。当日配布した資料の年表について、本書巻末に付記された年表に、「世界のできごと」「日本のできごと」と「わたし」と並べています。この

          スナック社会科vol.8「『なぜガザなのか』なのかを早尾貴紀さんに聞く」が終わりました

          スナック社会科vol.8「『なぜガザなのか』なのかを早尾貴紀さんに聞く」に向けて②

          いよいよ今週末! おかげさまで会場は満席となりました。2週間のアーカイブ付き配信チケットは無制限ですので、どうぞ宜しくお願い致します。 (学割・困窮割もご活用ください!) ご参加される方は早尾貴紀さんへの質問、既に本書を読まれた方はご感想など、事前アンケートに是非お寄せください!  また、今週はイスラエルのレバノン侵攻(と言っていいでしょう)で始まり背水の陣のネタニヤフの自衛のために何百人も毎日死ぬような状態になっていること、西側諸国が介入しやすいレバノンに注目が集まるこ

          スナック社会科vol.8「『なぜガザなのか』なのかを早尾貴紀さんに聞く」に向けて②

          スナック社会科vol.8「『なぜガザなのか』なのかを早尾貴紀さんに聞く」に向けて①

          いよいよ、あと10日。 徐京植さんのこと  日本という場所からパレスチナについて話すとき、また早尾貴紀さんとパレスチナについて話すときに、徐京植さんのことは外せないな、というのは以前にも書いたのですが、今回は徐さんの本を読んで思ったことなどを書いていこうと思います。まずはプロフィールから。  在日朝鮮人二世※の徐京植さんはご自身を『ディアスポラ(離散民)』のようだと言います。そして、そのディアスポラの視点を持って、マジョリティだけのものではない新たな普遍性を求め、思索し

          スナック社会科vol.8「『なぜガザなのか』なのかを早尾貴紀さんに聞く」に向けて①

          【再配信のお知らせ】スナック社会科横浜映画祭#2 特集:飯山由貴

          ■配信期間 9月17日(火)12:00〜9月23日(祝月)23:59 ■配信チケット料金 1,000円 (困窮割・学割・リピート割 500円) ※リピート割は会場・配信どちらに参加した方もご利用できます。 ※チケット購入画面が完成次第、こちらに追記、及びスナック社会科、ネイキッドロフト横浜の各SNSにて告知いたします。 ↓チケット購入画面OPENしました!!  「スナック社会科横浜映画祭#2 特集:飯山由貴」が終わって早1ヶ月。その後、101年めの9月1日を迎えましたが、今

          【再配信のお知らせ】スナック社会科横浜映画祭#2 特集:飯山由貴

          スナック社会科vol.8「『なぜガザなのか』なのかを早尾貴紀さんに聞く」を開催します

           改めまして告知noteです。短い間ですが、また開催までにぽつぽつ書いていこうと思います。その前段として、打合せに行った際のnoteはこちら。  チケットを既にお買い上げの方には、事前資料として共有ドライブのリンクがライトハウスから送られていると思いますが、早尾貴紀さんのパレスチナ、及びイスラエルとの関わりは長く、『なぜガザなのか』の前巻となる『ホロコーストからガザへ』の元となった当時、東京大学「共生のための国際哲学研究センター」(UTCP)研究員であった早尾さんが発起人と

          スナック社会科vol.8「『なぜガザなのか』なのかを早尾貴紀さんに聞く」を開催します

          百美+の展示に行ってきました

           前回のnote、「甲府に行ってきました」の翌日、甲府から新宿まで直行バス、からの総武線を乗り継いで千葉駅まで。じつに千葉駅下車は30年ぶりくらい。千葉LOOKによく行っていたので、千葉市美術館へ向かう道のりは懐かしいものでもありました。  どうしてもその場所で、その期間に見なきゃいけない展示というものがあると思いますが、まさしくそういうものでした。最終日の夕方滑り込みでしたが行けて良かった。  展示は、趣旨文から始まり、今まで開催してきた勉強会やフィールドワークについてのパ

          百美+の展示に行ってきました

          甲府に行ってきました

           次回スナック社会科の打ち合わせに甲府の「本と珈琲カピバラ」へ。  初めての甲府下車。都会でびっくり。とりあえず宿で荷物をおろし、約束の時間まで引き続き『なぜガザなのか』を読む。きつい。読む。そして、早尾貴紀さんがご家族総出で迎えに来てくださり、打合せ場所である「本と珈琲カピバラ」へ。  小さな古いビルの階段を上ってドアを開いたそこはさいこう空間。入ってすぐ目に入るピアノと書棚、真ん中に大きなテーブル、カフェカウンター、そして子どもたちが描いた絵があらゆるところに。  中

          甲府に行ってきました