スナック社会科vol.1"移民の歌、地元の歌"開催しました
ライターの磯部涼さん、編集者・ライターの望月優大さんをお迎えして、スナック社会科第一回無事終了いたしました。
ご出演のお二方、お店の皆様、来てくださった皆様、本当にありがとうございました。
『今この国に起きていること、社会問題や社会課題といわれること。
学べる場も携われる場も本当は色々あるけど、なかなか素人には敷居が高かったり見えづらかったり。
そこでテーマごとのトップランナーを「イイ話をする常連客」と見立て、その話にママも一見客も巻き込まれる地場スナックのような、壁を一枚取っ払って、一歩理解が進むような場を作りたいと思いました。』
告知に書かせていただいたこちらの文に近い場は作れたんじゃなかろうか、と思います。
また、磯部さんが登戸の事件で感じたこと、望月さんが地元が嫌で嫌で越境通学してたこと、それぞれの個人的な話や、ラッパーのFUNIさんや、学生でミュージシャンで着ぐるみ作家のなみちえさんの登場もあり、自分や身近な人に置き換えて「そっかー」って腑に落ちることもあったなーと思います。
なみちえさんに本人はウケると思って「ナマステ」って挨拶してくる同級生。美大でそんなセンスかよって話。示唆的。
3部制で1部トーク、2部音楽を交えたトーク、3部質疑応答と流れを考えていたのですが、またたく間に時間は過ぎ、人も減ってゆるゆるになった3部の雰囲気が目指したいものな気がします。
音楽とお話を交えるという試みは、もっとテンポよく映像を切り替えられれば更に気持ちよく盛り上がれたと思うのでそこも課題です。
磯部さん、ルポ川崎、と来れば"BADHOP"の存在は切り離せず、お話も曲も耳が離せないところでしたが、後半にかけた↓
https://youtu.be/puprgQQHEOg
"Moment Joon" ImmiGang
https://youtu.be/GB_9JQyZkXI
"なみちえ"おまえをにがす
現役の学生でもあるこのお二人や、磐田のGREENKIDSなど「移民」や「外国ルーツ」など形容するカギカッコを付けなくても普通にかっこよく、一度聴いたら耳に刺さってくるような彼らの登場に光を感じるのでした。
もちろん各々のルーツがあって、その人となりがあるんだけど、ルーツを尊重することや理解することと、ルーツをレッテル貼りした上で理解した気になるのは全く違うし、そこの理解を深めるには直接対話出来るのが一番だけど、書物や勉強より音楽やアート、カルチャーの領域が有効だなって確信。
あとは祭かな。