VUCAの時代というけれど、変化なんていつの時代もあったよね (211/365)
講演会などで、
「現代はVUCAの時代と言われます」
なんて切り出す人多いですよね。
何?ヴーカ?(あえてウ)、いったいなんなの?
Volatility(変動性)
Uncertainty(不確実性)
Complexity(複雑性)
Ambiguity(曖昧性)
現代はそんな時代特性だよね。ということらしいです。
諸説ありますが、もともとはアメリカの軍事用語だったとか。
で、そんなのいつの時代もあたりまえじゃん!というのが私の意見です。
ことさらに、ヴーカヴーカ言っている人は怪しいです。
あえて言うなら、
①クロックサイクルが早まっている
②世界情勢の見える化が進んでいる
ことが、こういう印象を生んでいるのだと思います。
①クロックサイクルが早まっている
今日は相対性理論の話ではないので、本当にクロックサイクルが早まっているという話ではありません。でも、実際ICTの進化によって変化のスピードは速まっていますね。それに、昔との対比で余計に速く「感じている」可能性は高いです。
年を取るほど1年が短く感じる、ジャネーの法則とも関係あるかも。
②世界情勢の見える化が進んでいる
そして、これもICTの進化によるものですが、地球の裏側で起きていることをリアルタイムに知覚できるうようになりました。これも、変化を「感じる」ようになった要因と思います。かつては、日本の田舎で、ヨーロッパの内戦を知覚する方法はなかったのです。
まとめると、
変化はいつの時代も起きていた。ただそのスピードが少しばかり速くなったのと、広く知覚する手段を得ただけだ。
と考えます。
もうあんまり、ヴーカヴーカ言うのやめましょう。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。