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本質をわかっている人から学ぼう(209/365)
簡単なことをあえて難しく言う人っていますよね。それってたいていの場合、
本当は分かっていないんだけど、知ったかぶりをしている場合が多いです。もしくは、なんでもいいから言いくるめようとしているとか。
学生のとき感じたことですが、優秀な先生の授業は、面白いように理解できました。そうでない先生の授業は、ひとりで教科書読み込んだ方がまだましという。
高校のときですが、第二外国語がドイツ語でして、担当の先生の授業が本当にわかりにくかった。はじめて赤点取ってしまいました。
これではまずいと、本屋を巡って、名著と呼ばれる参考書に出会いました。
関口存男先生の参考書。存在を意味するドイツ語が、sondern なので、名前にかけて、ゾンダン先生と呼ばれていたそうです。
私が手にしたのは、
関口存男 初等 ドイツ語講座 上中下巻
だったと思います。これが面白くてすらすら読める。わかる。
次の定期試験は100点でした!
いまでも恐らく息子さんが改訂した版が販売されているようです。
後で分かったのですが、40歳年の違う私の父も学生時代に関口先生の参考書を使っていたそうです。
物理の世界でも有名な先生がいますね。ご冗談でしょうファインマン教授!
本質を理解している人の話すことは、本当に理解しやすいのです。これが原則です。
「俺って頭悪いのかなぜんぜんわからないや」
と嘆く前に、誰の書籍を読むのか、誰に教えを乞うのか、そこから考えてみましょう。
以前の記事でも原典にあたることの大切さを書きました。
有名な金曜講話についても書きました。わかりやすく話す究極の場です。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。