周年記念事業に携わること
今日、ここ数ヶ月頭を悩ませていた仕事の一つがようやくリリースできました。
他に山のように仕事があるので、肩の荷が降りた、とまでは言いませんが一旦の区切りとして家でノンアルコールビールを飲んでいます。
携わっているのは奥州相馬氏下向700年記念事業。
その名のとおり、相馬家の先祖が現在の千葉県辺りから南相馬市の太田地区へ辿り着き、居を定めてから700年目にあたる(らしい)ということで行う周年記念事業です。
ざっくり言えば、歴史好きに向けたプロモーションや、市民向けの啓発事業といった外向き内向き両面のPR事業ですね。
特設サイトはリリースしたてでコンテンツも随時アップしていくので寂しい限りですが、LPとスペシャルムービーのリリースが出来たことでまずホッとしてます。
これまでの公務員人生で周年事業というものに携わったことがあまりなかったんですが、今回はとても能動的に関わらせてもらいました。
(3月スタート6月リリースというただでさえ短い期間の上、年度切り替えのタイミングで前任が異動するという止むを得ない環境だったということもある)
今回、「700年」という周年事業に携わって感じたこととして、(当たり前ですが)この次同じ内容で行う周年事業は800年記念=100年後です。
今回の周年事業に関わった人は問答無用でこの世にはいないでしょう。
となると、今回の事業のアウトプットは100年の間「奥州相馬氏が下向してから…」という文脈の中で生き続ける訳で、自分が担当すると決まった時は身が引き締まる思いでした。
特に、スペシャルムービー制作過程で、色々な人のインタビューを聞いたり文献を見たりする中、「はーすっごい」とか「へー」とか「うわ、マジで?」の連続でした。
【CM用30秒動画】
【フルバージョン】
いや、知らないことだらけですよ、ホント。
相馬野馬追は(少しは)知ってても、それは700年という期間のほんの一部であって。
その中で最も印象的だった言葉が
今回の事業主旨としては「相馬に移住してからちょうど700年を記念する」というものですが、中心となる考えは同じだと思っています。
これまで続いてきたことをこれからも続けていくためにはどうしたらいいのか
「歴史から学ぶ」こと
「変えない」こと
「変えていく」こと
色々考えさせられるきっかけとなった事業でした。
※まだ端緒についたばかりで、事業そのものはこれからですが。
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