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“できるヤツ”ではなく“やるヤツ”になる


やるヤツとやらないヤツ

一昨日、"狂犬"木下斉さんが「8年前の投稿」としてFacebookでセルフシェアしていた内容が、これまでの役所人生を振り返ってもとてつもなく共感できる内容でした。

Facebookがシェアできない設定だったので抜粋すると

やるやつはすぐにやる。
その場で必要な情報を整理し、交渉すべき相手には交渉し、資金についても目処をたて、スケジュールを組んで進め始める。

やらないやつは、いつまでもやらない。
必要な情報も調べない、交渉もしない、資金についてももっと情報を精査してから考えるとかいって、スケジュールをコミットしない。後でやる、といってやった試しはない。

やらないやつはいつまでもできない理由を言う。
しかも偉そうにできない理由をいう。俺は知ってます、それが無理な理由を、みたいな面をひっさげていう。
どんなに常識で語ろうと、過去の事例を引っ張り出そうと、そんなことは関係ない。
やるやつは今すぐにやるのですよ。

地域での取り組みで重要なのは、瞬発力。
だらだら検討する余裕なんてものは、僕らのような小さなグループにはない。

これを見て、これまでの少ない社会人経験でも身に覚えがあるというか、「あぁ、確かになぁ」と感じました。


やるやつはすぐにやる。その場で必要な情報を整理し、交渉すべき相手には交渉し、資金についても目処をたて、スケジュールを組んで進め始める。

ここでは「その場で」というキーワードが目につきます。
課題だと思ったらすぐ考える。
少なくともその時の自分の手持ちの知識やデータや条件だけでも洗い出す。
そして、「いつ」「誰が」「どう」次のアクションを取るのかを決める。
そういった次につながる動き方が出来る人のことを「やるヤツ」と呼ぶのでしょう。

やらないやつは、いつまでもやらない。
必要な情報も調べない、交渉もしない、資金についてももっと情報を精査してから考えるとかいって、スケジュールをコミットしない。後でやる、といってやった試しはない。

これはよく分かります。よく言われる「行けたら行く定理」ですね。
「いや、お前それ絶対来ないやろ」という。
「いつやるの?」「誰がやるの?」「どうやるの?」というツッコミどころが満載な状態で課題・問題を先送りにする人が「やらないヤツ」ということでしょうか。

地域での取り組みで重要なのは、瞬発力。だらだら検討する余裕なんてものは、僕らのような小さなグループにはない。

ここで出ました、マジカルワード
「検討する」
議会答弁ではよく使われがちですし、そこで使われる「検討」には独特の意味があるとは思いますが、やはり地域の課題を前にして、「どうする?」と問われた時に「検討します」だけでは先に進むものも進まないでしょう。


自分はどうなりたいか

批評家みたいになってもしょうがないので、自分はどうしたいか、という話

個人的には、木下さんの言うように”やるヤツ”になりたい、そうありたいと思っているし、そうなれるようとにかく「次のアクションをどうするか」を考えるようにしています。

“できるヤツ”=成果を出したヤツor出したヤツ
になれるかどうかは分かりません。
成果が出るかどうかなんて初めから分からないことの方が多いこの世の中。「必ず成果を出します」とは言えないのが本音です。

ただ、“やるヤツ”=すぐ動くヤツ、考えて試してみれるヤツでいたいと思っています。

やるヤツとやらないヤツの違い

自分の経験則からも、組織や年齢、性別問わず、“やらないヤツ”は本当にやらないんですよね。
笑っちゃうくらい徹底的にやらない。
そして、ホントに小さな小さな理由を、まるで「やったらこの世の終わりだ」とでも言わんばかりに大仰に広げて、やらない。

公務員でいるかどうかはさておき、”やるヤツ”でいるように心がけようと思っているので、なんか「あー検討します」とか言い出したら指摘してやってください。

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