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【南相馬市】馬を活用した管理職研修、始めます

以前の投稿で「(自分が)世界の主役にならなくてもいい」ということを書きました。

今日もまた一つ、自分が脇役として”ただ繋ぐ”ことができた、という話を。

どの自治体でも行っている「管理職研修」
組織のマネジメントや事業の管理監督にかかる心構えなどを座学で行うことが多いと思いますが、南相馬市では「馬との関わりから、自分自身について知り、その結果として自分自身に合った人間関係の構築方法に気づく」という『ホースミラーリング』という方法を用いた管理職研修が行われることになりました。

これは、南相馬市の地域おこし協力隊として、「馬の社会的価値を高める」をミッションに活動する一社HorseValueの神君から相談を受けたもので(いつだったかな)
「馬に関わる事業構築」を自分の主事業としている花岡にとっては、願ってもない話。市の人事に繋いだものです。
人事職員への試行、予算化、実施とトントン拍子に進み、相談を受けてわずか半年程度で実現しました。

市の人事担当の柔軟さにも大きく左右されるでしょうし、全ての自治体でこんなスムーズな取り組みにはならないと思いますが、「馬と人が共に生きるまち」を体現していくことを目指す南相馬市でこんな取り組みが実現することに素直に感心しています(他人事

「ホースミラーリング」の考え方は、日本では馴染みが薄いかもしれませんが、現代の歪な社会生活や組織において、一つの解決策を与えてくれる可能性を秘めていると思っています。
競馬という限られた世界でしか経済動物としての価値を見出されづらい馬という生き物に新しい価値を付加する試みは始まったばかりです。
一つの自治体に留まらず、広がっていくよう、その一端でも担えるように僕自身も微力を尽くしたいと思います。

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