4年前の自分からメッセージがきた・経営日記2024年3月1日
ヤンゴンから、おはようございます。2024年3月1日金曜日です。
米国公認会計士、アパレルオーナー、ヨガインストラクターのさやかです。毎日の会社経営日記を書かせていただいています。
今朝は車で通勤しました。
今の気分は「流れに任せる」です。
今週のヤマ・ニヤマ:イーシュワラ・プラニダーナ森羅万象の神様にお祈りすること。
ミャンマーの滞在が残り3日となり、ミャンマーの空気を吸って楽しく過ごしていきます。
昨日はミャンマー第2の都市マンダレーへ出張し、マンダレー支店の閉鎖を従業員に通知し、一部の社員を除き、解雇を通知しました。
心が切り裂かれるような行動です。
最終の判断をするまでに、本当にたくさん考えました。
そして結論としては、閉じることを決定しました。
解雇を通告された社員たちは「分かりました」と言って、
それから「ありがとうございます」と言ってくれて、
最後の時間まで支店の片付けをしてくれました。
とても優しい社員たちに恵まれたなと思います。
雇用を守れなかったこと、経営者として情けなく思います。
ミャンマー第2の都市ということで産業がある都市ですので、日系企業向けの会計事務所という形でなかったとしても、ビジネスを継続することができたかもしれないと思っています。たとえば日本語学校をつくろうと考えたことがありました。実際に計画を立ててみると、うまくいかず頓挫しました。政変が起き、外部環境が変化したので、マンダレー支店を閉じたということも事実ではあるのですが、私の力量が至らなかったということも大いにあると思っています。
商売をして儲けることだけでなく「ゴーイングコンサーン」継続企業の前提と言うことがあるように、活動自体が社会に役に立ち、所属する社員たちがそこから給与を得て、継続していければ、会社はそれで良いと考えています。ですから「閉鎖」という判断は断腸の思いです。
今の気分は「流れに任せる」と冒頭に書きました。
基本的には私はあらゆることに対して能動的でありたいと言うコンセプトで生きています。これはどういうことかというと、心の中で思っていたり、やりたいなと思っていることがあれば、自分が先にアクションを起こすということです。誰かの指示を待ったり、外部の環境が良くなるのを待ったりするのではなく、自分が先に行動し、先手を打つということにしたいのです。
なので、「支店閉鎖」についても能動的に決めました。閉鎖せざるを得ない、ではなく、閉鎖したほうが良いと思いました。
そして、そのように心がけていてもなお、予期しないことが起きたり、 大きな流れに任せて、ことが進んでいくことの方が多いです。なので、そのことを意識して流れに任せるという気持ちで今はいます。
本日のスケジュールは下記のとおりです。
午前 6時半~デスクワーク(本書き、メール対応、スケジューリング)
8時~ヨガ自主練習
8時半~ヤンゴンの社員に方針を話す
9時~顧客訪問準備
10時~顧客訪問、MTG→日本へのおみやげをついでに買いに行く
11時半~支払関係
午後 MTO税務署へ
14時~オンライン学習3時間
夜 シュエダゴンパゴダへ夫とお祈りに行く・植木鉢を買う・上の階に住んでいるイタリア人のフランチェスコさんが実はオペラの社長だと知り、オペラに食べに行く(自宅停電の日)
昨日は、2月29日うるう年の4年に1回の特別な日でしたね。その日に利用したサービスを紹介させていただきます。
「Present 4229」です。
2月29日に、4年後の2月29日に届くメッセージを送れる・・という粋なサービスです。どんなきっかけでこのサービスを知ることになったのか忘れてしまったのですが、昨日、2月29日に2020年4年前の2月29日に私が私に送信したメールが届き、びっくりしてしまいました。もちろん4年前のことは完全に忘れていました。
4年前の私はなんとグエサウンビーチにいたみたいで、とても楽しんでいるようでした。
4年後、41歳になる私に対して37歳のさやかが、「今どうしていますか?仕事頑張っていますか?」と鼓舞してくれました。
37歳のさやかは、こうも書いていました。「子どもが欲しいけど、年齢的なリミットがせまるなか今後どうしようか?」
その後、わたしは2回目の結婚をし、幸せに暮らしていて、妊活を頑張っているという状況にありますが、4年前の自分は微塵も知らない。
教えてあげたい!頑張ってるよ!仕事も頑張っているよ!と。
マンダレーに来て、心が引き裂かれるようなつらい仕事をしているよ。
全体としてすごく幸せだよ・・・
こんな気持ちにさせてくれたサービスです。
紹介するのが今日になってしまったので、このサービスを紹介しても皆さんが利用できなくて申し訳ありません。
昨日のうちに紹介をできたらよかったのですが、自分自身も完全に忘れていたので申し訳ありません。
もちろん41歳のさやかは45歳になっているであろうさやかに対してメッセージを送りました。夫にも送りました。(他の人にも送れるんですよ!)
私たちは4年後に自分が生きているかどうかもわからないですよね。
4年後に思いを馳せて、仕掛けを作る。
どこか他人行儀の4年前の自分が、鼓舞してくれる。
今日もお読みいただいてありがとうございます。
それではみなさま今日も素敵な一日をお過ごしくださいね。