かな

泡のように消えてしまう感情を独り言のように綴る場所。 映画大好きインドアなデザイナーです。

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最近の記事

落ちぶれ貴族のように優雅な男

桜庭一樹さんの小説「私の男」に出てくるこの表現が大好きだ。 まるで私の目の前に傘を持った淳悟が佇んでいるかのよう。 浅野忠信さん、二階堂ふみさんが主演で映画化もされている。(衝撃作であるため映像化は不可能と言われていたようですが、大好きなお二人でこの世界を観られて幸せだった) 小説が映画化されると必ず賛否両論あると思うけれど、私は基本的にどちらが良いとかはあまり思わない。今作では、花の感じが異なっているところがすごく面白い。受け身であるかそうでないか。 私自身の経験か

    • 生ける屍に捧ぐ

      この世界に未だ見つけてもらえない わたし や あなた がどれだけあるのだろう。 様々なもので溢れすぎているから、優しいだけでは正しいだけでは埋もれてしまう。 持っていないものより、今確かに持っているものに目を向けてみて。 自分自身で見つけ出して抱きしめてあげて。 もしかしたら読んでくれる誰かに向けて書いたようで、なんだか息苦しくてこれからが不確かな今夜の私に言い聞かせてる。 * * * あまりに久しぶりすぎるnoteでした。 夜ってなんでこんなにセンチメンタ

      • THE END OF THE F***ING MY WORLD

        わたし的「このサイテーな世界ってやっぱり最高!」 と思えるものリスト(順不同、最終更新日2020.04.17) それぞれの幸せに目を向けるきっかけとなりますように。 最高に素敵な家族(世界一の家族の一員だなんて幸せだ) 私の原点ヴァージン・スーサイズ (狭い世界から救ってくれた) 穏やかさの中に芯や刺を秘めている人 ミシン(商売道具!フォルムも機械音も全てが愛おしい) レースのランジェリー 静かに変態なんだね、というあの子の言葉(褒め言葉として受取りました)