日記
10/14(水)
仕事。在宅勤務で打ち合わせを一件こなす。ほかはずっと3D形状とにらめっこしていた。手を動かしながら考えることができるようにならないといけないなとおもう。
晩ご飯はカレー。カシューナッツをカレーに入れたいという気持ちがいったん芽生えたらもうそのことしか考えられなくなった。ひき肉とピーマンとしめじ、あとカシューナッツと、ホールトマトと、カレールウとむきにんにくを買う。しめじって安くておいしくて助かる。たまねぎと生姜はこないだ買った残りがある。たまねぎって皮をむかなければだいぶ保存が効くらしい。いいことを知った。でもたまねぎあんまり好きじゃないんだよなあ。めんつゆと卵で卵とじ風にしようかな。こないだマツコの知らない世界でさんまの蒲焼の卵とじがおいしいって言ってたのを思い出す。たしかにおいしそう。
カレーはレッドペッパーを加えるとしっかり辛くなっておいしかった。多めにできたから明日に残りを食べる。いい感じだ。
こないだ買った漫画を読んだ。阿部共実『潮が舞い子が舞い』の4巻と、珈琲『ワンダンス』の4巻。どちらもよかった。潮が舞い…を読んでいたら、途中で舞台が関西だったことに気がつく。ググると作者は兵庫県出身らしいので、瀬戸内海側の町が舞台なんだろうか、となんとなく想像した。この漫画の空気感はあんまり大阪の感じではない気がする。ワンダンスは名前の通りダンス漫画なんだけど、ただのダンスレクチャー漫画じゃなくて、ダンス描写がしっかりかっこよい。いろんなジャンルが出てくるのを対立させすぎずに描いてるのもいいなあとおもう。
歌集や小説や新書がたくさん積読状態になっている。すこしずつ解消していきたいけれどもなかなかできない…。本を全部読むのを諦めているふしはあるけれど、それでもちゃんと読みたいなとおもう。
10/15(木)
仕事。昨日の打ち合わせの宿題事項を調べて回答しようとおもっていたら、別の部署のひとから電話がかかってきて、「ある情報を今日中に調べて教えてほしい」と頼まれる。ぬお〜〜〜と思いながら「内容による!できるかは内容によります!!とりあえず投げてください!」と叫んで電話を切った。何とかなる内容だったのでよかった。
青松さん(ベテランち)のYouTubeに短歌の作り方、というか一首の短歌をつくるときの思考の流れを言語化した動画があがっていた。おもしろかった。
「ネーミング・ライツ」って単語おもしろいよね、みたいな直感的に「わかる〜」と思うポイントについてもしっかり噛み砕いて説明しててよいなあ、というのと、先に直観があってそれに理屈づけをしているだけ、ということをちゃんと説明してるところも誠実だなあとおもう。「僕に子供が生まれてもネーミング・ライツは買わなくていい」というフレーズにかんして、「ネーミング・ライツは買わなくてもただでもらえる」という読みができてしまいそうな気がしてその読みだとやな歌になるなあ、とおもいつつ。「ネーミング・ライツを買う」というのが「名付ける」の喩になっていて、買わないのは単純に「名付けない」ってことなのだと読む方が素直にいい歌に読める。
ともかく、ひとの歌をつくるときの思考がかいまみれるのはかなり面白い。手の内をあかしたがらないひとが多いからなあ。(まあ、手の内をあかすのが作品のためにならない場合があるからだとおもうけど。)
現代短歌社賞が西藤定さんに決まった。おめでとうございます。西藤さんは同い年なので親近感がわく。今年は短歌的に92年度生まれが目立っているような気がする。いや、僕がそうだから気にしてひろっているだけかもしれないけれど。
明日の歌会の歌をつくって提出した。明後日の歌会の歌もつくらないといけない。締め切りにそなえてたくさん歌をつくってそこから選ぶ時間はぜいたくだ。いまおもうと、学生の時に好きなだけ歌集を読んだり過去の評論を読んだりする時間があったのはめぐまれたことだったなとおもう。いまは時間的にも立地的にも短歌や短歌評論にアクセスするのが難しいし、感情の襞みたいなものが労働によって伸びきってしまったような気がする。どんどんついていけなくなってしまう。でかい図書館の近所に住みたい。でかい川のそばに住みたい。
明日を終えれば今週も終わり。今週はけっこうがんばったようにおもう。日記を毎日書くのもなんだか習慣になってきた。欲を言えば読んでくれるひとにとってもう少し面白いコンテンツを提供したいのだけど、生活がルーティン化しすぎてて難しいのがこまる。
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