24、5、6くだらなく過ぎていく齢(よわい)も都市の光なのかな
風邪かもな 風邪じゃなかったらいいけどな ルルには糖衣がついててえらい
脳みそが飛び出るほどのシンガロングいいんだ濁ってもその声で
ギターを持ってきみが静かに歌いだす 光のなかを駆け抜ける馬
会っててもきみに会いたい 会ってても手を握ってもそこにはいない
秋は好き 舗道を走るもこもこのフリースのこどもとすれちがう
新幹線はぼくが聴いてる音漏れのロックンロールを乗せて走るよ
チェーンソー大きな音でうならせて庭師が庭を愛す夕暮れ
#短歌