淡路島日記42 御井の清水は、名水とみかんの名所
普段は、淡路島の南半分(洲本市~南あわじ市)で活動することが多いですが、この日は、北(淡路市)の方に行ってみることにしました。
淡路市で行ってみたかった場所があったので、スケジュールを組んでいきました。
まず向かったのが、御井の清水(おいのしみず)です。
ここの湧き水は、昔は、この場所から船で朝廷まで運んでいたという古代からの名水です。
洲本市街地から、東海岸沿いの国道28号線を北上します。
海岸沿いから少し入ったところに喫茶店があります。
名水コーヒー「サンスイ」さん👇
この日は閉まっていました。
車をこのあたりに停めさせていただき、坂道、山道を登っていきます👇
途中咲いている水仙と桜のコラボが美しい👇
途中には、民家が建っていて、どれも昔ながらの立派な建物でこんな建物にあこがれるなと思いながら歩きます。
畑もきれいにされいて、木にはみかんもなっていました。
👇そして上り坂
竹林👇
最近は、竹林というだけでテンションがあがります。
👇分かれ道には、きちんと道しるべがあるので迷いません。
こんな山の中も通ります👇
到着👇
👇御井の清水(おいのしみず)の解説
日本書紀の仁徳紀の中に「朝夕に淡路島の寒泉(しみず)を酌んで大御水(おおみもい)として献上した」との記述が残る伝承の地です。天皇の御陵水として選ばれたことが分かる内容で、大阪湾を渡って名水を運ぶ海人(あま)の姿を想像させるとともに、王権との関わりの深さをうかがわせます。
と記載されています。
いよいよこちらで水を汲みます👇
お賽銭をして、網を開けて水を汲みます👇
きれいな透き通った水です。
👇湧き水の右側にある石
なにか書いてあるけどわからないです。
まっすぐな木👇
タンクに水いっぱい汲んで坂道を下っていきます。
水を運ぶのは重労働です。汗をかきながら降りて民家のところまで来ると再度、立派な家の前のみかんが目に入ります。
こうしてみかんを育てるのって豊かだなと思いながら歩いていると品のあるご高齢の女性とすれ違い、軽く会釈すると、挨拶してくださり、そこから雑談に。
淡路島に来てから、何気ない日常でこうして心が通う瞬間がたびたび訪れます。そしたら「みかん持って帰り」っていってくださります!
袋いっぱいのみかんを頂きました!
お礼して、さよなら言うと。
「またくみにおいで」って。
はい、また来ます!
とても甘くておいしいみかん。重たい水の重労働もふっとび、とても嬉しく豊かな気持ちになりました。
淡路市を巡る旅のスタートで気分が高まり、このあと舟木石上神社、五斗長垣内遺跡に向かいました。
次回に続きます。
今日もお読みくださりありがとうございました。
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