最高のパフォーマンスを発揮するのに適した国は?旅するコーチの各国でのライフスタイル
だんだんと各国が入国規制を緩和する中で「そろそろ久しぶりに海外に行こうかな」と考えている方や、リモートワークが定着してきて「せっかくなら中長期、のんびり過ごしながら仕事をしようかな」と考えている方も多いかもしれません。
仕事をしながら日本国外に滞在するにあたってポイントとなるのは「時差」。
時差をうまく活用すると、「集中して仕事をして余暇をたっぷり取れる」「身体の状態がすこぶる良くて、仕事のパフォーマンスも上がる」という快適なライフスタイルを実現することができます。
今日は19ヶ月間世界を旅し続ける中で実際に体験してきた各国でのライフスタイルについてご紹介します。
コーチをはじめネットさえあればどこでも仕事ができる方はもちろんのこと、仕事をしながら中長期で海外に滞在することを考えている方に参考にしていただければと思います。
各地での時差とライフスタイル
*あくまでわたしが滞在した地域での体験です。場所が違えばまたきっと全然違うライフスタイルや体験になるのではと思います!
*「コンディショニング」は自分をととのえるための時間です。セッションや打ち合わせの前にヨガやジャーナリング、瞑想などを行っています。
①ベトナム🇻🇳 ハノイ -2時間
日本との時差:-2時間
日本とのスケジュールの組みやすさ:★★★★
コンディションのととのえやすさ:★★★
食材のバラエティ・手に入れやすさ:★★★
物価・滞在に必要な費用の手頃さ:★★★★
ベトナムのいいところ:手軽に安くて美味しいごはんが食べられる。ネットの使えるカフェもたくさん。ジムのヨガやダンスのクラスも充実!
ベトナムの大変なところ:とにかくスクーターが多くて道を横切るのに一苦労。大きな街は賑やかで中長期滞在に適した場所を選ぶのには注意が必要。
②トルコ🇹🇷 イスタンブール -6時間
時差:- 6時間
日本とのスケジュールの組みやすさ:★★★
コンディションのととのえやすさ:★★★
食材のバラエティ・手に入れやすさ:★★★
物価・滞在に必要な費用の手頃さ:★★★★★
トルコのいいところ:食べ物が美味しくて安い!
トルコの大変なところ:早朝にモスクから音楽が響き渡る!
③ギリシャ🇬🇷 レロス島 -7時間
日本との時差:-7時間(サマータイム時は-6時間)
日本とのスケジュールの組みやすさ:★★★
コンディションのととのえやすさ:★★★★★
食材のバラエティ・手に入れやすさ:★
物価・滞在に必要な費用の手頃さ:★★★
ギリシャ(島)のいいところ:朝にワークアウト等、ととのえるための時間を存分に取れる!キレイな海で泳げる!
ギリシャ(島)の大変なところ:食材が手に入りづらい・外食が増える・島全体が停電することがある
④オランダ🇳🇱 ハーグ -8時間
日本との時差:-8時間(サマータイム時は-7時間)
日本とのスケジュールの組みやすさ:★★★
コンディションのととのえやすさ:★★★
食材のバラエティ・手に入れやすさ:★★★★★
物価・滞在に必要な費用の手頃さ:★
オランダのいいところ:日本と同じ感覚で野菜などが気軽に手に入る、生活に不便がない、夕方以降は日本が夜中になるためのんびり過ごせる
オランダの大変なところ:特に冬は朝が暗い・夜暗くなるのが早い、家賃や物価が高い(滞在先を見つけるのが難しい!)
⑤モロッコ🇲🇦 マラケシュ
日本との時差:-8時間
日本とのスケジュールの組みやすさ:★★★
コンディションのととのえやすさ:★★
食材のバラエティ・手に入れやすさ:★★★
物価・滞在に必要な費用の手頃さ:★★★★
モロッコのいいところ:日本とは違う文化を存分に味わえる。特にメディナ(旧市街)の中はアラビアンナイトの世界!
モロッコの大変なところ:(地域によっては)夏暑い!観光地では客引きにひたすら声をかけられる。
⑥メキシコ🇲🇽 メキシコシティ
日本との時差:-14時間
日本とのスケジュールの組みやすさ:★★★
コンディションのととのえやすさ:★★★★
食材のバラエティ・手に入れやすさ:★★★★
物価・滞在に必要な費用の手頃さ:★★★
メキシコのいいところ:(特にメキシコシティは)食べ歩き天国!素敵なカフェやお店も多く、毎日散歩しても飽きない!
メキシコの大変なところ:週末や夜などお祭りのように賑やかなことも多い
⑦ニカラグア🇳🇮 アポヨ湖のほとり
日本との時差:-15時間
日本とのスケジュールの組みやすさ:★★
コンディションのととのえやすさ:★★★★
食材のバラエティ・手に入れやすさ:★★
物価・滞在に必要な費用の手頃さ:★★★★★
ニカラグアのいいところ:自然が豊か、人がのんびり穏やか
ニカラグアの大変なところ:すぐに蟻が来る、街から出るとかなり不便、週末はお祭りのように賑やかなことも多い
最高のパフォーマンスを発揮するために大切なこと
時差や環境によってライフスタイルは大きく変わりますが、そんな中でも色々な場所で毎日の暮らしを楽しみながらより良いパフォーマンスを発揮するために大切なことは共通しているように感じます。
それは、「スケジュールに余白をつくる」ということ。
たとえば、一日8時間、オンラインのミーティングが入っていたら、時差のある地域に滞在することが難しくなってしまいます。
日本の時間に無理やり合わせても、現地に適したリズムではない生活をしないといけなくなり、疲れが溜まってしまうということも。
そもそもわたしたちのからだは、何時間もパソコンの前に座っているのには適していないのではないでしょうか。
相手がいて、決まった時間にパソコンの前にいないといけない(もしくはインターネットを使わないといけない)予定は1日最大4時間ほどにし、かつ1週間の中で最大4日にするのが望ましい、というのが、1年半以上旅を続けての実感です。
そうしておけばのんびりと現地の暮らしを楽しんだり、考え事や勉強をする時間もできますし、万が一、何かのトラブルで予定変更をしないといけなくなっても、(時間があるので)スムーズに調整をすることができます。
時間に余裕があれば、サービスや仕事の質を高めることができるので、たくさん働く必要もありません。(自分が心地よく毎日を過ごすというのは特に、人に関わる仕事をしている人にとっては大事ですね!)
「忙しい」を手放すのは少し勇気がいりますが、あなたがもし、日本ではない場所に滞在しながら、もしくはいろいろな場所に滞在しながら、仕事でも良いパフォーマンスを発揮したいのなら、「スケジュールに余白をつくる=たくさん予定を入れることを手放す」ことから始めてみてください。
とにかく一歩踏み出してみよう!
と、こんな風に書いているわたしですが、わたしも旅を始めるまでは「仕事をしながら旅をする」ということができるとは思ってもみませんでした。
もちろん、一つの場所に根をおろして暮らす良さもありますし、一つの場所にいるからこそできることもあります。
そんな中でももし、あなたが少しでも「どこか他の国に行ってみたいな」とか、「違う世界を見てみたいな」と思うなら、それはきっとそれは旅に出るタイミングなのではと思います。
せっかくなら、行ってみたかった場所に行ってみませんか?
せっかくなら、行ってみたかった場所で暮らしてみませんか?
「旅をしながら仕事をする」は、夢物語ではありません。
あなたが毎日を生き生きと過ごすその生き方そのものが、あなたが関わる人が持っている力を発揮して輝いていくことの、何より大きな後押しになるはずです。
●おまけ
これまでの滞在先はこちら
オンラインワークと旅を続ける秘訣はこちら
いろいろな場所を旅している「旅人仲間」が増えるといいなと思っています!
この冬は東南アジアの国々に滞在予定。
おすすめの滞在先などあればぜひ教えてください♪
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