【QUEEN好きな曲】あの国の大統領や国家主席たちに聞かせたい~「みんな神の子」~【オール・ガッズ・ピーポー】
"All God’s People"
Written by QUEEN and Mike Moran
So all you people give freely
Make welcome inside your homes
Thank God you people give freely
Don't turn your back on the lesson of the Lord
All prime ministers and majesty around the world
Open your eyes, look, touch and feel
Rule with your heart, Live with your conscience
Love, love,
Love, love and be free
We're all God's people
Gotta face up
Better grow up
Gotta stand tall and be strong
Gotta face up
Better grow up
Gotta stand tall and be strong
Gotta face up
We're all God's people
yeah - yes there was this magic light
I said to myself
I'd better go to bed and have an early night
Then I, then I, then I went into a dream
Rule with your heart and live with your conscience
We're all God's people give freely
Make welcome inside your homes
Let us be thankful, he's so incredible
We're all God's people
We're all God's people
We're all God's people
We're all God's people
(直訳+手直し)
「すべての神の人々」
だから、
みんな(all you people)、自由に「与えよう」
あなたたちの家の中に歓迎してください
神に感謝しましょう、人々よ、自由に与えよう
主の教訓に背を向けないでください
世界中のすべての首相と王・女王へ、
目を開けて、
見て、触れて、感じてください。
あなたの「心」で支配し、あなたの「良心」と共に生きよう
愛して、愛して、
自由になろう
私たちはみんな、神の民です
向き合おう
成長するがいい
シャンと立ち、強くあろう
向き合おう
成長したがいい
シャンと立ち、強くあろう
向き合おう
私たちはみんな神の民です
そう、
(そこには)この「魔法の光」がありました
私は自分に言いました、
「ベッドに入り、早めに寝たほうがいい」
それから、それから、それから私は夢に入った
あなたの心で支配し、あなたの良心と共に生きよう
私たちはみんな神の民だ、自由に与えましょう
あなたたちの家の中に歓迎してください
感謝しましょう、「彼」はとても素晴らしいです
私たちはみんな神の民です
私たちはみんな神の民です
私たちはみんな神の民です
私たちはみんな神の民です
Queen Official
Queen - All God's People (Official Lyric Video)
ちょっとした解説
曲の解説は、自由解釈でいいと思います。
壮大で、私の好きな曲です。
1991年初にリリースしたアルバム「イニュエンド」からの1曲です。
フレディ在籍の最後のアルバムともいわれます。
この曲はもともと、スペインはバロセロナ出身のオペラ・ディーバ、モンセラート・カバリェ(以下モンツィ)とのアルバム「バルセロナ」(1988年リリース)に収録予定でしたが、モンツィが拒否したとのこと。
元のタイトルは「アフリカ・バイ・ナイト」。
たしかに聞くたびにアフリカが思い浮かぶ。
1994年のエルトン・ジョンの作曲の「ライオン・キング」の世界を思わせると、クイーン詩集にありました。
バルセロナ五輪の曲にもなったタイトル曲「バルセロナ」と同じく、音楽監督やキーボード奏者のマイク・モランさんと作ったということです。
詩はフレディのみで書いたのか、マイク・モランさんと一緒に書いたかは不明(一緒に詩は書けるのか?)。
モンツィは、この曲は、あまりに政治的な、宗教的な、スピリチュアルなメッセージが危険だと思ったのかもしれない。
モンツィの出身地バルセロナ自体が、カタルーニャという独自の文化を持っており、ここがスペインをけん引しているとも言ってよいような地域であり、独立を希望していたりもめたりしている。
言葉もカタルーニャ語があり、バロセロナにはフレディの大スキなガウディのサクラダ・ファミリア(教会)もある。
このようなちょっと複雑なマイノリティの背景を持ったモンツィとフレディは意気投合した。
奇跡(ミラクル)の一つだ。
ミラクル
all god's peopleのフレーズは、前作アルバム「ミラクル」の「ミラクル」という曲にもある。
この詩はフレディが書いた中で最も美しい一つだとギターのブライアンは言う。
アルバム「ミラクル」から、作詞者クレジットは全てQUEENになっているが、つまりこれはフレディの作らしい。
私はこの曲の最後(変曲部分)が好き。
「いつか『その日』はくる、私たちみんな友達になれるってわかるよ」
途中のみんなのつぶやき「この世界の不思議は続く」もすき。
ビデオも超楽しい。笑かされる。
詩では、
「全ての神の人々が、みな自由になり、
完全な調和(perfect harmony)の中で暮らせたら、
それは奇跡だ」
となっている。
メロディ自体は、ボーイ・ジョージの「ミラクル」(1984?)そのものだが、
きっとジョージは分かってくれていただろう。
弟(soul bro)みたいだから。
サハラ砂漠から始まり、インドの宮殿「タージ・マハル」が出たり、バビロンの空中庭園やバベルの塔(現イラクあたり)、神の作った創造物の大きい小さいが出てくる。
みんなのヒーロー、ジミヘンや、米サンフランシスコのゴールデン・ゲイト・ブリッジ、クック船長(フック?)にカインとアベル、モナ・リザ、試験管ベビー(これが「小さい」?試験管の中だから)に開胸心臓手術など。
日曜の紅茶。
母なる自然や平和。ストリート・チルドレン。
今までのフレディの詩が詰まったような。
(ときどきあるように)ちょっと政治色も入る。
super powers always fighting
体力が落ちて大規模なライブはもうできなくなったフレディだが、ビデオではライブ感たっぷり。
マリリン・モンローのTシャツをよろこんで着ている。
子供を使ったミュージック・ビデオはもしかしてクイーンが初めてではないか?アメリカの方が先かな?映画張りだ。インビジブル・マンも。
1991年10月のマイケル・ジャクソンの「ブラック・オア・ホワイト」は「ホーム・アローン」の「マコーレー・カルキン」が出ている。
つい長くなってしまった。
まとめ
この曲は私の好きな曲の一つ。
とってもスピリチュアルなパワーを感じる。
God's peopleはGods'とも同じ発音なので、日本のような神道や多神教みたいな場合にも耳の上では通じる。
あらゆる人々に対応している。
最後の「彼は素晴らしい」、というと、一人になっちゃうが。
レディーガガさんの「ボーン・ディス・ウェイ」の冒頭の詩の部分を思わせる(H-I-M)。
サウンドは、
七色のギターやドラマチックなベース、なにか迸る(ほとばしる)ようなシンバル、神がかったようなシンセサイザー(モラン?)なども調和がとれている。
途中ジャズ風のピアノが入るのもすてき。
これが私の好きな曲のひとつ。
以前、以下にも書きました。
トップにも届いてほしい。
Peace on Earth and end to war today....
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