【Queen和訳】⑩/11マーチ・オブ・ザ・ブラック・クイーン~物語の実質上のラスト!~パイって何なの?謎をのこして・・・
はじめに
フレディ・マーキュリー作詞のQueenの楽曲「マーチ・オブ・ザ・ブラック・クイーン」の和訳・分析をしています。
前回は、また黒のパートに戻って行進を開始し始めました。
女王政権復活の忌まわしい言葉から始まり、家来の少年たちが忠誠を誓います。
今回は、女王の全貌を表す部分です。
そして、この部分は実質上の物語のラストになります。
"The March Of The Black Queen"
Written by Freddie Mercury
詩の4番
Walking true to style
She's vulgar 'buse and vile
Fie-fo the Black Queen tattoos all her pies
She boils and she bakes
and she never dots her "I's"
(She's our leader)
(直訳+手直し)
スタイルに忠実に歩く
彼女は卑しく残虐で邪悪です
(フィー・)ファイ・フォー!黒の女王!彼女はすべてのパイにタトゥーをします
彼女は茹でて焼いて、
しかし彼女は決して細かいことにはこだわりません
(彼女は私たちの先導者です)
詩の4番
Walking true to style
She's vulgar 'buse and vile
Fie-fo the Black Queen tattoos all her pies
少年(たち)の宣誓が終わり、「Queen」と聞こえるギターソロ、阿鼻叫喚のコーラスののち、また多重っぽいボーカルが入ります。
sheについて言っているので恐らく、女王のことだと思います。
true to ~で、「~に忠実に」という意味。
「スタイルに忠実に」としました。
スタイルとは、女王らしいスタイルのことで、威厳たっぷりに堂々と歩くさまだと思われる。
次は女王の形容。
'buseという単語はありませんが、vulgarに続くのでなんとなく「アビューズ」に聞こえます。
「abuse」で権力をかさに着た虐待、薬などの誤用・乱用、悪口という意味の名詞。
そもそも~buseで終わる単語はこのくらいです。
同アルバムのラスト、「輝ける7つの海」でもabuseが出てきます。
vulgarとvileのVコンビに囲まれ、bとvは、非常に発音が似ているので同じような3つにも聞こえます。
vileは同じ韻のFieにかぶさっています。
何となく彼女の形容詞をぼんやり伝えます。
vulgarは、人の気分を害するような下ネタに関わることや、俗っぽい(王族などの気品がなく庶民的)、悪趣味などの形容詞。
vileは、サイテー、邪悪でモラルのないなどの意味。
さっきのを「アビューズ」だとすると、彼女(=女王だと思われる)は、
低俗で、残虐で、性悪(しょうわる)という意味になる。
スタイルは女王そのもの、性格はbad。
これは、アリスのハート(ハーツ)の女王や、ディズニー・ビラン(villain:悪役)の女性たちのようです。白雪姫の女王や、クルエラ・デ・ビル、マレフィセントたち。近年人気です。
または、威厳をもってポーズをとっているが、「実は庶民的で親しみやすく、権力乱用してるだけで、サイテーでモラルがない(つまりサイコー)」ともいえます。
バンドのことかもしれません。
韻は、styleとvile(アィル)。
また、true toはTで頭文字一致。styleまで合わせるとtだらけ。
vulgarとvileはV。間に挟まれる'buseも頭文字Bが似た発音と言える。
Fie-fo the Black Queen tattoos all her pies
これは前のセリフにかぶるように、ボーカルがはっきりとなります。
歌詞カードは、このセリフの後に謎の空白があり、区切れるようです。
「ファイ・フォー」は以前から出てきて、考察もしました。
巨人が食べ物(イギリス人)を見つけた時の歓喜の叫びです。
最初に出てきたときは、
Fie-Fo the Black Queen marching single-file
でした。
犠牲者である子供たちを狩る、1列隊の忠誠の掛け声ととらえました。
そして、食べ物に当たるのが、pieだ。
これがまず一つ目の大きな謎。
(彼女の)パイ(複数形)とは何なのか。
2つ目。
パイにタトゥーするとは何なのか。
パイ考察
辞書的な意味でパイは、
1.お菓子や料理のパイ
2.share/slice/piece of the pieで、分け前
しかし、意味2(分け前)では、1つのパイを他の人と分け合うので、パイが複数ある場合、分け前とはならないと思われる。
因みに、数学の円周率パイはpiと書き、別物。ギリシャ・アルファベットのPに当たる。しかし円形なのは偶然一緒。
他に、かつての印刷用語で、ごっちゃになった活字という意味もあるがこれは微妙かも。
私が独自に考えたのでは、4つ。
A.アリスの原作に出てくるタルト(tart)のこと。ラストシーンで、ハートのジャック(兵士)が女王のタルトを盗んだ裁判にアリスが出る。
フランス語でパイをタルトという。イギリスでは、ジャムや中身が露出しているパイはタルトという。
B.pied piper(パイド・パイパー)。ハーメルンの笛吹き(男)のこと。
「Butter」が有名な「BTS少年防衛弾」でも歌われている。だから彼らはQueenに好かれるのか。
このアルバムにも、piperが、「オウガ・バトル」(2行目、笛吹きが去ったとき)に出てくる。「フェリー・フェラーの神技」では(senatorial pipe)で上院議員のpipe(パイプ、たばこ?)が出てくる。
piedとは水玉模様のという意味らしい。パイが丸いから?
C. チェスのピース
ポーン(卒:pawn)以外の駒(キング、クイーン、ビショップ、ナイト、ルーク)のことをpieceといい、それを最初のpieだけにした?
ちなみに麻雀の駒は牌(パイ)という。
しかし、ポーンという下級兵士を除くのはおかしい。むしろそっちの方がタトゥーされそう。ポーンも入れると駒はchessmanという。
D. 「cutie pie(キューティ・パイ)」:次のアルバム「シアー・ハート・アタック」で11曲目/全13曲の「リロイ・ブラウン」で登場する。
ビッグ・ママ「ルルー・ベル」が彼女のhoney chileを悪党(big bad)レロイにとられ、彼の頭に銃を突き付けて確か言ったとされるセリフ「あたしのかわいこちゃんを返しな」。
ライブでは、メドレーとして、ピアノとギター、ベース、ドラム、ウクレレのみの演奏で、このセリフの一部「that cutie pie」だけ途中で歌われる。
因みにメドレーは、「マーチ・オブ・ザ・ブラック・クイーン(以下MotBQ)」のロック・パートが、新アルバム「シアー・ハート・アタック」の曲にはさまれておそらく初披露される。MotBQの次がリロイ・ブラウン。メドレー自体も、このMotBQのために作られたのでは?
メドレー自体は、ピアノ曲の一部を集めたもの。ロック・メドレーは最初からライブの最後に演奏されていたが、エルビスなどカバーばかりで、ピアノでもない。ピアノはのちのエルトンの「サタデーナイツ・オーライ・フォー・ファイティング」くらい。
最後に「ドゥビドゥバー」が3人に順に歌われ、「あの大悪党レロイ・ブランを返せ、戻ってほしい」でメドレー自体も終わる。
つまりキューティ・パイは、「かわいこちゃん」という意味で、honey chileのことだとも言っている。
また、レロイのことを、「big bad, big boy」とも言っていて、両者はかなりリンクしている。(この曲はBばっかり。歌がなくても超カッコいい。)
つまり、パイは辞書的な意味では、食べ物のことしかあてはまらない。
後に茹でたり焼いたりもする。
しかし、裏の意味としては、アリスの物語として女王の持ち物に関係しており、チェスでは駒という家来的な意味合いがありそう。ハーメルンは直接関係していないが、何か物語的な雰囲気を醸す。
また、「キューティ・パイ」というフレディ語から、パイとは「ハニー・チャイル(かわいこちゃん)」であるという考察ができる。
次に、タトゥーについて。
タトゥー考察
辞書的な意味では、
肌に、針とインクで、消えない絵や文字を入れることである。
彫るイメージだが、刺すようだ。
歴史は古く、何千年も前からあるらしい。
中国では古くから罪人に施したりして、日本も真似ていたようだが、西洋では罪人へは啓蒙思想ができる頃に行われた。
航海時代など、土着の民族の風習を見て、西洋の船乗りの間で流行ったりした。
ナチスの時代には収容した人々に番号を入れたりしていた。
また、(可算)名詞では、tattooは、兵士が寝る時の合図としての太鼓の音とある。bugel(ビューゲル)というラッパでもいいらしいが、これも「オウガ(鬼)・バトル」で戦いの終了に登場する。(なぜかこの部分のメロディは聞いたことがあってふしぎ。日本に生まれたからか。)
つまり、人間の肌に印を入れるのであり、パイにはタトゥーはしないはずだ。
インクは特に入れない。
彼女のすべてのパイにタトゥーするとは、パイは彼女の体(肌)の一部とは思えない。
人間にタトゥーするとなると、かわいこちゃんや家来などに対してが有力説だ。
また、食べ物のパイで、似たことをするとすると、フランスのパイ「ガレット・デ・ロワ」だ。
新年を祝う菓子で、中にキリスト教のシンボル的なフィギュアが入っている。切り分けてそれが入っていた人(だいたい子供)は1年ラッキーだということ。
表面にはかなり緻密な模様が描かれ、卵液を塗ったパイ生地にナイフで浅く模様を入れ、オーブンで焼き(bake)、最後にシロップを塗る。
針でなくナイフだが、シロップがインクに当たるともいえる。
つまり表面上のイメージはこのガレットデロワかもしれない。茹ではしないが。
パイとタトゥーについてはこの辺にしておこう。
韻(前半)
韻は、前の2行と合わせ、
true (to)と'buseとtattoosは、「ュー」となる。最後の2個は「ューズ」まで一緒。
vileとかぶってFieに行き、最後はpiesと、「アィ」が続く。戻ってstyleも「アィ」だ。
VとFも有声無声の関係で似ているし、Fie-Foも頭文字一致。
そして謎の空白を挟んで、最後のセクションにいく。
最後の部分
She boils and she bakes
and she never dots her "I's"
(She's our leader)
ここが大問題。
and she never dots her "I's"
これが意味不明なのだ。世界中で意味不明のようだ。
私の辞書まで例文がのっている。クイーンファンだな。
まずは、最初からいこう。
She boils and she bakes
彼女は煮て、焼く。
これは、慣用句「煮て食おうと焼いて食おうと(近年だと煮るなり焼くなり)」が思い浮かぶ。
「何を」とは言ってない。
クッキングつながりで、パイのことだと思われる。
しかしパイは茹(ゆ)でない。
前回から、
「ファイ・フォー(獲物を見つけた)、黒の女王は彼女のかわいこちゃんすべての肌に入れ墨をする。」
恐らくそれは黒く染めているのだと思われる。入れる図柄は「Q」だろうか?「Queen」?管理番号?
そして空白ののちに、「茹でて、焼く」。
好きにするという意味か?
boilには怒るという意味もある。bakeは焼く以外の意味はあまりないが、物理的に体やモノが熱くなることもいう。
女王が実際に料理するとはとても思えない。家庭的ではなさそう。召使がやるだろうし。意外と庶民派なのかも。
謎のラスト・フレーズ
そしてついに実質上最後の言葉。
もっとも高らかに歌い上げられる、謎の言葉。
and she never dots her "I's"
そして彼女は決して、「i」のという字の点を打つところに点をしない。
dot the (one's) i'sで、アルファベット「アイ」の点を打つという意味で、何かを終わらせるときに、細かいところまで気を配ること。完全、完璧にすること。あとは細かく説明すること。
cross the t'sも付くこともある。確かに筆記体のtとi(頻度は少ないがjや、xも)はあとで線を引いたり点をうったりするのはめんどう。
全てのパイに入れ墨をする。
茹でて焼いて、そして、けっしてiに点をつけない。
ナンセンス。
これは、獲物全てに手をつけ、自身でも実際に動き、それでいながら、決して完璧にはしない。という意味なのか。
なぜ「決して」と強めるのか。
前の文のallとの対比なのか。and never = Butという意味?
なぜこれを最後のセリフにしたのか。
そしてわざわざ"i's"とダブルクォーテーションで囲んだ意味はあるのか。
考察を4つ考える。
ドット考察
1.まずは文字通り、完璧にしない、細かく説明しない。
2.実際の行動とのリンク(iに点をしない)
3.dotとは、入れ墨の針を刺すこと。つまり彼女はタトゥーはしないということ。
4.彼女の目という説。
まずは1番。
1.完璧にしない説
女王=フレディとすると、完璧にしないというのはフレディらしくない。
フレディはこと音楽に対し、完璧主義者とよく言われていたらしい。ライブやイギリス式の作法、着こなしなども。
自分ではそう思っていなかったか、「そういわれるけど、そんなじゃないよ」という言葉通りをつづったのか?
全てのファンに忠誠の入れ墨を施し(初期は黒のマニュキュア?または人々の脳裏にクイーンの存在を焼き付かせる?)、
自ら動き(曲のプロデュースもできるが、実際にライブで歌い、踊り、アルバムも歌い、ピアノもすべて弾き、写真も撮り、前に出た)、
そして決して完璧にしない。
または細かいところに全く気を配らない。
これは皮肉?
または細かいことは決して説明しない。
これはあってるかも。のちに世界中の人に曲の「ボラプ」の真の意味を聞かれても決して口を割らなかった。
しかしラストに持ってくるほどのことなのか?
女王だとすると、意外と完璧主義者じゃないことを強調したいのか?
2.実際の行動とリンクさせている
フレディはこのころ、全ての文字にiの字にドットしなかった。丸にしていた。(かわいい)
サインのFreddieのiの字や、イギリスのファンクラブへの手紙や日本のインタビューの回答などもすべて点を丸にしている。
なので基本的に文字が少ない。他のメンバーはビッチリ書いている。学者肌っぽい。
このように、黒いマニュキュアのように実際とリンクさせている。
とすると、やはり女王はフレディなのか。
しかし、これをこっそり(恐らくコアなファンだけに)思い知らせるためだけにラストに持ってきたのか?
3.入れ墨説
ドットとは、点を打つことなので、入れ墨(タトゥー)のことだとする。
彼女の持ち物には全て入れ墨をして、教育するが、彼女の”I”には決して入れ墨しない。
このダブルクォーテーションで囲まれたⅠとは、彼女自身のことだとする。
パイの肌にはするが、彼女の肌には入れ墨をしない。
これはフレディにも当てはまるかもしれない。
フレディもメンバーも入れ墨していないと思う。
初期フレディも、ネックレス、指輪に腕輪、マニュキュア、メイク、パーマ?衣装など盛りだくさんだが、ピアスの類は一切ない。
イギリスの階級思想では、タトゥーは労働階級や下の階級の風俗だと今も思われている。
メンバーはインテリ層だし、フレディも移民とはいえ、召使のいる家に生まれている。
しかしこれもラストにするほどの意味なのか。
女王だとすると、人には入れ墨しておいて自分にはしないという、自分勝手な感じがうかがえる。または上流階級、支配階級のトップであるという気品を表す。
4.目
her "I's"がher eyesに聞こえるのだ。
このアルバムのサイド・ホワイトのブライアン・メイ氏作詞の曲「White Queen」とも関連がありそう。
So sad her eyes
Smiling dark eyes
というので、her i'sはher eyesとリンクさせているかもしれない。
サイドホワイトでは、ファザートゥーサン、サムデイワンデイ、ブラックでは最後の「輝ける7つの海」など、王国に関する曲がたくさん。
もっと分析が必要な気もするが、おいおいやっていきたい。
目というのは、フレディの大変重要なパーツだと思う。
目つきが尋常じゃない。
もともとリキッド・ブラウンだという茶色の瞳は大きく、目は切れ長だが、いつもは優しい目をしている。しかし写真では(特に前半)わざとすごい目にしている。メイクも隈取り。
私が「風の時代」の啓示を受けたのもこの目。
詳しくはプロフィールを見てください。
他のメンバーの優しい目に比べ、力が入りまくっている。メンバーがキリっとさせていても、彼のエキゾチックな目にはかなわない。
ロジャーさんの大きくて青い瞳は落ちそうで有名だが、彼はむしろ写真の時はわざと半開きにしたり、逆ににらみつけていることが多い気がする。
目のことを強調させたくて最後の単語に持ってきたのならわかる気がする。
女王だとしても、目にドットしないとは全く意味は分からないが(目を殴る?)、
目は重要、ということは分かる。
まとめると、
文字通りだとすると、女王は性格は悪く、独占欲が強く、残虐だが、意外と詰めは甘い人物であるということ。物語に出てくる邪悪な女王たちのあわせ持つひょうきんな部分を言うのか。
または実際に決してiに点をしないことを宣言し、自分が女王であると示している(手書きを読むファンのみに対し?)。
あとは女王は他人にはしておいて自分は入れ墨をしない勝手さと気品。
最後はフレディのシンボルの一つである目を強調させたい、とした。
最後のささやき
最後の歌詞カードにないセリフから発展させよう。
(She's our leader)
彼女は私たちのリーダーだ。
私達とは、クイーンのメンバーのことなのか。
つまり、この決して点をしない彼女が彼らのリーダーなのだ。
ということはものすごいカリスマ性を持っていなくてはいけない。
決して点をしないことなどは、かなり重要なことだと思われる。
neverというのもきっと重要だ。
強い意志を感じさせる言葉で、詰めが甘いというより、あえて完璧にさせないような感じだと思われるのだ。
ただ実際とリンクさせることで暗に自分がリーダーだと知らしめたいのか、それとももっと深い意味があるのか。
謎だ。
これもいつか解けることを願っておいておこう。
各人が好きなイメージでとらえていればいいのだ。
韻(後半)
ここで、すばらしい韻の解説に戻る。
Walking true to style
She's vulgar 'buse and vile
Fie-fo the Black Queen tattoos all her pies
She boils and she bakes
and she never dots her "I's"
(She's our leader)
前半はもう解説したので、後半とのリンクのみ。
後半は、boilsとbakesがBで頭文字一致。
最後のher "i's"は、前半のher piesと韻を踏む。
最初から「アィ」で韻を踏んでいるということもできる。
因みに後半の文は1行で、すべてandでつなげてある。
このようにand が2つでて、3つのものをつなげる長い文の構造はこの曲にはほかに2つある。(ふつうはA, B and Cとなるのを、A and B and Cにしている)
1つ目は、白い部分の
bears a will and a why and a wherefore
のところ。
2つ目は同じく、
lies a man and very soon he'll deceive and discover
のところ。長いので一部抜粋。
こういったところにも謎を解くヒントがあるかもしれない。
最後のつぶやき「彼女はリーダー」は「アー」でくくれるかも。
最後はラララララーと再び、王国の威厳を伝える賛歌が背後にながれて、実質上のラストを迎える。
メロディはゆっくりになり、終焉に向かうかのように見せかけて次に続く。
こちらはボラプのラストを彷彿とさせるが、実は終わらない。
dotをperiod(.ピリオド)とするとしたら、まだピリオドは打たれない。
まさか、she never dots her "i's"は、彼女の行進(march)を決して終わらせないということ?
行進は続く。
いよいよ次がラストです。
ありがとうございました。
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