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あわひが寄付決済管理をコングラントに決めた理由。
「社会に間の選択肢を創り、一人ひとりの心に、ゆとりと安心を届ける」
をミッションに掲げて活動する任意団体あわひの日々の活動は、月額寄付者、マンスリーサポーターの皆様の寄付によって支えられています。
今回の記事では、あわひが月額寄付を募集するにあたって、寄付決済管理システムのコングラントを使うことに決めた理由について、改めて書かせていただこうと思います。
というのも、あわひに寄付をする際、間に寄付決済サイトを通すことで、寄付の一部が手数料の支払いに使われることになります。そのことに納得感を持てない方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、月額寄付さえ募ることが出来ればどこでも良かったのかというと、そうではなく、コングラントを使用するに決めた明確な理由がありましたので、それらの理由について説明させていただくことで、寄付をしてくださっている皆様に、より納得感を持っていただけるのではないかと思い、今回の記事を書かせていただくことにしました。
大きくは以下の3つの理由から、コングラントを使わせていただくことにしました。
・先輩ファンドレイザーの勧め
・中間支援を通して社会にインパクトを起こすという気概を強く感じた
・有料版にした場合の手数料が業界の中では安い
本文にて詳しく書かせていただきます。
先輩ファンドレイザーの勧め
1つ目の理由は、先輩ファンドレイザーからの勧めです。
あわひがホームページを公開し、本格的に活動を始めたのは2022年8月、その翌月には月額寄付を募らせていただきました。
ですが、月額寄付導入の検討を始めたのは2022年3月ごろのことです。
月額寄付を募ることが出来るサービスはいくつかあり、どれを使うかということを検討をしていました。そこで、寄付だけで年間1億円以上の金額を集めているNPOで、ファンドレイザーとして働かれている方に、お勧めの寄付決済管理システムについて伺った際に、「特に小中規模の団体から、コングラントは使いやすいとの評判を聞いている」との言葉をいただきました。
もちろんそれだけで決めたわけではありませんが、「この方が勧めるなら間違いないな」と信頼している方でしたので、一つの大きな理由にはなりました。
コングラントは、申請の際にホームページが存在していること、またその内容も審査が入るということで、活動を始めたばかりとしては、やや敷居が高い方だとも感じていましたが、コングラントで月額寄付を募るためにも、ちょうど良い機会だと、ホームページ作成に取り掛かりました。
中間支援を通して社会にインパクトを起こすという気概を強く感じた
2つ目の理由が、コングラントに決めた一番大きな理由でした。
コングラントは、全国の認定NPO法人が情報公開している活動計算書、貸借対照表をもとに財務情報を一覧化した、認定NPO法人データベースというものを作っています。
認定化されている全国のNPO法人の寄付金や事業収益について、見やすくまとめられていて、とても参考になります。
こちらのサイトを拝見した際に、ただ単に、寄付の決済管理システムであるというよりは、NPOの中間支援を通して、社会に対してインパクトを与えていくぞという気概を強く感じました。
これが一番の決め手となりました。
コングラントさんは、「挑戦するすべての寄付を支える」をミッションに掲げられており、データベース等を見た際に、「こうしたサービスを届けられているのであれば、きっと今後もより良いサービスになっていくのだろう」と感じたことが、一番の決め手です。
有料版にした場合の手数料が業界の中では安い
最後の理由は、有料版に限りますが、手数料が業界の中では安いということです。
コングラントには3つの料金プランがあり、無料版は8%、有料版の2つでは、3.4%の手数料がかかります。
フリープラン(月額0円)
ライトプラン(月額4000円)
スタンダードプラン(月額8000円)
真ん中のライトプラン契約(月額4000円)と、他の手数料5%のサービスで比較シミュレーションをしてみたところ、月額寄付者の数が262名を超えたところから、コングラントを利用した場合の方が、収入としては大きくなりました。
まだまだ月額寄付を募り始めたばかりのあわひとしては、途方もない数字ですが、いずれはそれだけの人に応援していただける団体にしたいと思っています。
あわひは、現在はフリープランで契約をしています。
それはまだ月額寄付者が少人数である段階で、有料版に契約した場合、システムの維持だけに、寄付の多くが使われてしまうのは、寄付してくださっている方々に申し訳がつかないと思っているからです。
フリープランとライトプランの比較では、月額寄付者が87名を超えたところから、ライトプランの方が寄付収入が多くなります。
もちろんこれは手数料だけを比較した場合の話であって、実際には、有料版にすることで、複数の寄付ページを作成できるなど、さまざまなサービスを活用できることになります。
ただ、あわひとしては、上記の通り、現時点で有料版に変更することは、まだ早いと考えているため、40~50人あたりが検討のラインであると考えています。
最後に
今回の記事は、コングラントから依頼されたわけではありません。(いわゆる案件等ではございません。)
ただ、冒頭に書いた通り、なぜあわひが寄付決済管理に、コングラントを使うことにしたのかを説明させていただくことで、あわひに寄付をしてくださっている方々が、少しでも納得感を持っていただければと思いました。
もちろんあわひの活動を応援して寄付をしてくださっているので、そのお金を全てあわひの活動として使えたら良いのかもしれませんが、ただ手数料を払っているのではなく、同時に2つの団体を応援しているんだと思ってもらえたら幸いです。
ここまで書いてきた通り、あわひはコングラントを使い、月額寄付・マンスリーサポーターの募集を行なっています。
「休む人のための畑」や「休む人のためのカフェ」といった、あわひの活動に関わる経費は、全て月額寄付、マンスリーサポーターの皆様に支えられています。
今後もあわひの活動を広げていきたいと考えていますので、よろしければ寄付という形で仲間になっていただければ幸いです。
応援よろしくお願いいたします。