気候変動と少子化対策
現在最も広く受け入れられている「生物の定義」は、(1)外界と膜で仕切られている、(2)代謝を行う、(3)自己複製する、の3つです。
数年後にはロボットがこの要件を満たすかもしれません。しかもそのロボットには人間の人格や記憶もコピーできるかもしれません。気候変動や少子高齢化といった問題を抱える人類ですが、このような方法で危機を切り抜けるのが現実的なのではないかとすら思います。
純粋なホモサピエンスの支配する地質年代は人新世と呼ばれていますが、ロボット化した人間が取って代わると何と呼ばれるのでしょう。
いざその時代が来たら新たな倫理的課題となるでしょうが、もしも私が征夷大将軍に就任した暁には、そういう時代を積極的に受け入れたいと思います。