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インド・ダラムサラへ、チベットを求めて①

こんにちは、あわこです!
今回は、インド旅行記をつづります。

2024年9月10日~17日まで、インド・ダラムサラを旅してきました。

ダラムサラ(Dharamshala)は、北インド・ヒマチャル地方に位置し、平均標高が1457mという標高高めなまちです。

ダラムサラにはチベット亡命政府があり、多くのチベット人が住んでいます。(実際はチベット人は体感3~4割、それ以外はインド人。インド人とチベット人が混在しています。)

私はチベット文化に興味があり、いつかこのまちを訪れてみたいと思っていました。今年の3月にはラダックに行きチベット文化を見てきたのですが、それだけでは満足できず。

9月12日にダライラマ法王がダラムサラで法話をするとの情報が入り、ダライラマ法王もお歳だし、私もこの時期が大学生最後の夏休みだったので、ダライラマ法王に会えるのは人生で今回しかなさそう、、、行くか!という思い付きで、渡航1か月前にダラムサラ行きを決めました。

周りにダラムサラに興味がある人なんていないし、この時期に休みがとれる友達もいないので、ひとりでインド渡航することに。

ですが、私のチベット人の友達のおじさんがダラムサラに住んでおり、案内してもらうことになりました。
友達のおじさんとはいえ、初対面なので一抹の不安はありましたが、チベット人なら、ダラムサラならなんか大丈夫そう、という謎の落ち着きがあり、あまり不安は感じなかったです。また、おじさんはチベット僧で、チベット医学の学校で仏教を教えている人なので悪い人ではないだろう、という安心はありました。


1日目 インド着


インドに着くまでは、シンガポールとスリランカを経由したのですごく時間がかかりました。シンガポールでは空港主催のガイドツアーにも参加し、インドに行くのにシンガポールまで行けちゃった!とお得な気分になりました(笑)

日本とインドの往復には、スリランカ航空を使いました。

日本~シンガポールまではJALのコードシェア便、シンガポール~スリランカ~デリーまではスリランカ航空の機体。
スリランカ~デリー行きの飛行機はほぼインド人で、機内食も「Fish or chicken」ではなく「Veg or Non-Veg」になるので面白いです。

スリランカの空港にて、なぜか大道芸をしている兄ちゃんたち。
待ち時間で疲れた体にちょうどいい癒し。


また、スリランカ航空のCAさんはサリーを着ていて、みんなへそ出しなのです。しかもふくよかな方ばかりで、おなかがぽよんと出ている。国によって美意識ってこんなに変わるんだなあ。

スリランカの空港内の壁。
CAさん、このサリーでした。とてもきれい。


インドに着いてからは、国際線から国内線へのターミナル移動という第一関門が待っています。ターミナル移動にはバスに乗らねばならず、事前に調べた行き方を確認して、いざ空港外のバスターミナルへ。

インド感あふれるトイレ。


外に出た瞬間に感じる、インドのにおい。

たくさんのインド人、タクシー運ちゃんのしつこい呼び込み。
一応インドは2回目なので、それらが懐かしく、愛おしくも感じました。

国際線から国内線に乗り換えの人は前もって航空券を見せておくとターミナルバスが無料になるので、そのカウンターへ行き、無料チケットを無事GET。

ターミナルバスに乗り込むと、車内はインド音楽が流れていました。
インドに来たなあ・・・(しみじみ)

無事に国内線のターミナル1に着きましたが、まだ朝の6時くらい。フライトは11時なので、しばらく待つことに。


しかし、ここでハプニングが。

飛行機を待つ間、空港内で昼ご飯を食べていました。

昼ご飯を食べながら、ダラムサラの空港からタクシーを手配するためいろいろ調べたり現地のおじさんに連絡をとり、やっとタクシー手配が終わり、昼ご飯も食べたぞ!と意気揚々と搭乗口に戻ろうとすると、スタッフのおじちゃんから「You go to Dharamshala? Hurry up, final call」と言われました。

あれ?と思いましたが急いで搭乗口に行くと誰もおらず、自動ドアは閉まっていました。その奥にスタッフがいて、呆れた顔でこっちを見ている。

すると自動ドアが開き、スタッフが私の名前を呼び、


「フライトはもう出発した。なんで早く来なかったんだ。何回もファイナルコールで名前を呼んだのに。何してたんだ。」


なんと搭乗時刻を30分遅く勘違いしていました。。。
昼ご飯を食べながらタクシー手配に全集中していたので、自分の名前が呼ばれているとはつゆ知らず、、、、


私「昼ご飯食べてました……」

スタッフ「(ため息)」

私「次のフライトはいつですか?」

スタッフ「明日だ。」

私(((困惑))))
 ((もういろいろ現地の人と連絡とってるのに…!わあああん…!!))


スタッフ「Go」


急に、外へつながる自動ドアが開きました。
行けと言われるまま外に飛び出すと、なんと機内行きのバスが止まっていました。乗り込んだら別の夫婦も乗っていました。なぜか超疲れた様子の夫だった。

いや、なんやねん。まだ間に合ったんかい。

いや、遅れた私が100%悪いけど、まだバス待ってくれてるなら早く案内してくれたらよかったのに。なんで一回嘘つくんかい。

機内にダッシュで乗り込むと、優しいCAたちが「そんなに急がなくていいよ!!」と迎えてくれました。

やっぱり、飛行機トラブルは逃れられないと実感したのであった・・・(以前ヨーロッパ一人旅をしたときも、4回ほどトラブったので。。)


Spicejetの機内には、このおじさんがたくさんいます。Spicejetの創設者らしい。こわすぎ。
目的地である、ダラムサラ・カングラ空港に到着間際。
着陸時、ギリギリまで普通の土地の上空を飛ぶ。結構怖い。


ハプニングを経てようやくダラムサラに到着します!
続きはPart2で!

読んでいただきありがとうございました!

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