私の通勤用電動キックボード選び その2

電動キックボードを通勤用で利用することを前提に選んでいるので、実用的かどうかというポイントが大きくなります。電動アシストMTB(E-BIKE)の代わりに使おうと思っているということです。片道約15kmの移動距離を快適に移動したいという、私の要望に答えてくれそうな電動キックボードをどうやってみつけたかというポイントをあげてみます。

その1ではスピード安全性駐輪スペースについて書きました。

電動キックボードの試乗体験

電動キックボードを販売している日本国内の会社はいくつもありますが、この中で様々なバリエーションを扱っているEV-LANDさんで試乗をさせて頂きました。Small EVというカテゴリーに電動キックボードの車体が複数あります。

私が試乗させて頂いた車両は以下の通りです。

NEW URBANIST 600 TRAFFIC 116,000円(税抜)

X-TREME X 2000 EVO TURBO 145,000円(税抜)

URBANIST 2.4 DUAL DART 160,000円(税抜)

この3つはどれも特徴があり、個人的にはURBANIST 2.4 DUAL DARTが私の通勤には適しているのではないかと感じました。

その、理由としてはフレーム剛性があり安定して走行が出来るというポイントです。他の2つはフレーム剛性が甘く、ブレーキをかけた時などハンドル部分がグラグラしているような感覚がしました。

また、立ち乗りシートに着座して走行することが出来るのが、電動キックボードの特徴になりますが、特にこの立ち乗りをした場合にフレーム剛性の差は顕著に現れてきます。

立ち乗りの際は、ハンドルの位置を高くして乗りますが、剛性がないとブレーキをした際にグラグラして不安になることでしょう。ただ、スピードが遅ければ(時速15km以下)、ハンドル位置を高くしてもグラグラすることは無いと思います。時速30kmからブレーキをかけた場合に、どうなるかということを試乗の際に確認しました。公道を自転車で走行中に多いのが、タクシーの急停車でブレーキをかけるというタイミングがあり、この様な状況で安全に停止することが大事なポイントです。

EV-LANDさんの車両にはすべてシートがついているので、着座して乗ることを試すことが出来るので、大変良かったです。

私が試乗して、通勤向けかと思ったURBANIST 2.4 DUAL DARTは車両サイズが他の2つと比べると大型になります。足を置くステップ部分から地面までの高さが他の車両と比較した場合、高いため、立ち乗りで停止して、片足を地面に着いて、その足をステップに戻し、走行するという動作をするのが立ち乗りでは非常に大変です。スクワットの様な動きをすることになります。例えるのであれば、自転車で一番重いギアから漕ぎ出すような感覚です。立ち乗りをするのであれば、地面からステップ部分が低い小型のキックボードが良いかと感じました。

シートに着座し、乗車する場合はどの車体に乗っても、原付に乗っているのと同じ様に楽に乗車することが出来ます。

上記の3種類の他にも電動キックボードがあるのですが、試乗から除外したのは、サスペンションの有無です。安全性に欠けていると判断し、試乗することはありませんでした。もし、私が乗るとしたら、完全に道路が舗装されて、段差などがないサーキット、公園内の自転車専用コース、大型テーマパーク、大型倉庫などでしたら、乗ると思います。一般道では安全性を考慮すると全く乗る気にはなれません。


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