
天埜先生のAVOS活用術2|毎晩開店中!?放課後「Cafe_AVOS」
こんにちは。前回の記事「天埜先生のAVOS活用術1|時間割機能で学習効率UP!」に引き続き、今回も天埜先生ならではのAVOS活用術をご紹介していきます。「Cafe_AVOS」って一体…!?目から鱗の使い方をぜひご一読ください。
なお、今回の記事に関するインタビューの様子はYouTubeでもご視聴いただけます。よろしければご覧ください。
放課後「Cafe_AVOS」で小テスト解説
筆者もはじめて耳にする「Cafe_AVOS(カフェ_アボス*)」。”カフェ”と”AVOS”を組み合わせて、天埜先生は一体どんな取り組みをされているのでしょうか。

若狭医療福祉専門学校のバーチャル教室一覧が出てきました。この中に「カフェテリア」がありますね。ここをクリックすると、

仮想空間のカフェに入りました!「Cafe_AVOS」は、AVOSのバーチャルオンラインスクール上に作られた、仮想空間のカフェテリアなんですね。なるほど。でも、このカフェ空間で天埜先生は、何をされているのでしょうか。

なんと!例えば、授業で小テストがあった日には「20時からCafe_AVOSで小テストの解説をするから、集まれる人は来てね」と学生さんたちに声をかけて、放課後の補習授業を行っているそうなんです。
補習授業では、その日の小テストを採点した上で「ここが分かっていなそうだな〜」というテーマを中心に解説。「鉄は熱いうちに打て!」をモットーに「今日受けたテストのここが難しかった」という感覚が学生さんの中にあるうちに学習を深めてもらえるよう工夫されているとのことでした。
ちなみに、この補習授業の参加については、学生さんから「自由参加なら敷居が低くて良い」という声もあり強制はしていないとのこと。アルバイトなどで参加できない学生さんは、後日録画した動画を観て勉強しているそうです。
毎晩20時半開店、まるでバーチャル職員室の「Cafe_AVOS」
さらに、小テストがあった日だけでなく「学生さんの学習習慣の定着のために、毎日カフェをオープンすることにしました!」と天埜先生。学生さんが勉強中に疑問が出てきた時「カフェに行けば先生がいる」と言う環境を作られたそうです。

毎日、学生さんの勉強に熱が入る20時半に「Cafe_AVOS」をオープン。学生さんは質問がある時だけ「Cafe_AVOS」に入室し、音声かチャットで天埜先生に呼びかけます。自宅で勉強中にいつでも質問できる先生がいる。まるで放課後のバーチャル職員室のようです。

「Cafe_AVOS」での授業は、最初に学生さんたちの音声状況を確認して始まります。先生からの「聴こえてますか?」の質問に、学生さんが「はい!」とチャットで応えていますね。

学生さんがご家族と一緒にリビングにいたり、声を出しづらい環境にいたりする時にでも、周りを気にせず先生とコミュニケーションが取れるように、チャットをONにして使っているのだそうです。学生さんたちも積極的にコメントをしているようですね。
学生さんも「Cafe_AVOS」を有効活用!
ある日、天埜先生もびっくり!な出来事が起こりました。

天埜先生が学生さんの質問を受けつけていると、「この問題のここを教えてください!」と学生さんから逆画面共有があったそうです。天埜先生から画面共有の方法を教えたことはなく、学生さんが自分で発見したのだとか。
「学生がこんな使い方をするとは考えてもいませんでした。デジタルネイティブの学生はすごいですね!」と驚きを隠せない先生でした。

別のある日。学生さんからの質問に画面共有しながら解説する先生。資料をじ〜っと見つめて熱心に聴く学生さんの姿(アバター)が印象的で、思わずスクリーンショットを撮ってしまったとのこと。
バーチャル教室では、先生の説明を聞いている学生さんの様子を俯瞰できるのもメリットの一つだと天埜先生はおっしゃいます。「リアルの授業でもこれくらい熱心に聞いてくれたらいいな〜。いやいや、聞きたくなる授業を仕掛けていかないとね(笑)。」と天埜先生から締めのお言葉。
無限に広がる「Cafe_AVOS」の使い方
天埜先生のアイデアで始まった「Cafe_AVOS」。学生さんが帰宅後も先生に質問できる環境を作って、学習習慣を定着させようという天埜先生の取り組みですが、相手がとることを強要する電話より、バーチャル空間で先生に声をかけるほうが学生さんの心理的ハードルが低いのだとか。
先生ご自身も、バーチャル空間にアバターがログインしているものの、リアルのお部屋ではご飯を作ったり食べたり、リラックスしているので生活を妨げるものではないそうです。先生も学生もWin-Winの取り組みですね。
さて、このように仮想空間のカフェを24時間オープンさせていたら、学生さん同士が集まって一緒に教え合ったり自習したりもできそうですよね。学生専用ラウンジや自習室など、今後も目的に応じて様々な仮想空間を作れそうです。
次回予告
今回は天埜先生のAVOS活用術「放課後 "Cafe_AVOS"」についてご紹介しました。いかがでしたか? 次回も引き続き、天埜先生のAVOS活用術「3Dオブジェクトを使った授業など」についてお伝えしていきます。メタバースといえば3Dオブジェクトはやっぱり欠かせない!次回の記事もぜひご参考にしてみてくださいね。
☆ 無料でバーチャルスクールを作ってみよう!☆
AVOSの無料体験やお問い合わせは、以下のリンクからお気軽にどうぞ。