ポケットサイズを編む。
__________ポケットサイズ。
現在、
書きたいが書けるに変わる創作講座で
小説を作成してますnae氏です
今まで数回プロットを提出したけれど
田畑書店さんの「ポケットアンソロジー」
におさまらない
枚数を多く使うあらすじを提出してきました
先生には「プロット」でなく「企画書」
と言われたけれど
それは本当にその通りで
2度ほど同じように
「長編になる」
「切り取って」
「欲張りすぎない」
と言われておりましたが、
なかなかサイズを小さくできないままで
おりました。
なんでなのかなーー、と
考えてみたところ
普段読んでいる小説ベースで
キャパを捉えているからです
6000字ほどの短編に出会うことは少なく
自分自身あまり読み手になったことがなかったから
どのくらいのサイズなのか
わからなかったんだと思います
ある人に「出し惜しみをするな」と
アドバイスをされたことをいいことに
初の創作にも関わらず
書きたい要素を詰め込んでいた私は
「企画倒れ」の可能性がありました
なので読んでみました。
他の受講生の完成したポケットアンソロジーを。
ある人のおすすめで
小説を2冊、見本として手に取りましたが
「ほんとうに、よく、まとまってるなぁああ」
とってもとってもいい意味で
「小さくまとまってるなぁぁぁぁぁぁ」
といった印象。
扱っている感情は
ポケットサイズではないけれど
物語は
コーヒー1杯
通勤通学におさまる
ポケットサイズ。
読ませていただいたのは
『天使は上からつぶやいた』上田啓太
『公園にて』負け犬
の2冊でどちらもほんとに面白かった。
一つ目はタイトルの回収が
二つ目は
森絵都さんの短編『出会いなおし』
に出てくる『カブとセロリの塩昆布サラダ』
に似た
「なんでそんなことで」
となるけど「わかる」ともなる
あの感覚を味わいました
(読んだことのない人はぜひ)
自分が思っていたよりも
ポケットサイズのそれを
焦らず楽しんで編んでいきます。
以上、ご清聴ありがとうございました。
nae'avocado
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