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浪漫、夏の宵。

______________夏の宵。


「夏の宵に夏祭り」

蒸し暑い日本の夏に少し汗ばむ夜。
浪漫を感じる屋台の光。
こんな日には夏祭りに行きたい。
***

「夏祭りに浴衣」

夏祭りでは浴衣を着たい。
今年は大人な紺色で。愛らしいおさげの髪型で。
いつもと違う夏の魔法。
あの人に可愛いと思ってもらえるように。
***

「浴衣にりんご飴」

浴衣姿にはりんご飴。
赤はあの人の瞳をつかまえる。
ちゃんと私を見つけてね。

頬に寄せて微笑めば
ふたりだけの夜になる。
***




______________夏の宵。


昨日、奈良の灯花会(とうかえ)
というお祭り(?)に行ってきました!

私は浴衣を着たかったので、
紺色の浴衣をレンタルして

かわいい女の子になりました(事実)

髪型は三つ編みを結って
いつもと違う自分にしたりして。

夏の宵マジック、使ったりして。


"夏といえば夏祭りだよねー"

"夏祭りといえば浴衣だよねー"

"浴衣にはりんご飴が合うよねー"

なんて、合わせ合わせにわくわくしながら。

「らしいこと」
がしたくなる
「らしいこと」
に浪漫がある。

そんなふうに感じました。


「夏の宵にりんご飴」

こんな題名をみつけたら

何を想像しますか?



夏の宵に浴衣を着てりんご飴をもつ女の子。

蒸し暑さや屋台の光。
少し汗ばんだ頬に草履の鼻緒。

途中、ラムネを手にしながら
屋台に視線を向けるおさげの子。


「夏の宵」と「りんご飴」
その間を埋めるストーリーが
ふたつのワードの背景が

頭の中をちらちらり。

りんご飴を片手に微笑んで
「あの人」の視線を引きたくて。


恋物語だったりして。


・・・


浪漫、

______________夏の宵。


以上、ご清聴ありがとうございました。

nae'avocado














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