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田中豊樹のリスタート ●S×G○8回戦
まだ1か月しか野球を見ていないのに、もう支配下登録期限の7月末を迎える。
ファイターズでは、昨年戦力外通告から育成契約となった髙濱祐仁が再び支配下登録された。
元の背番号62は、新入団の望月大希が付けている。支配下どころか一軍帯同し、札幌ドームで打って走る背番号91の髙濱祐仁をGAORAで見るたび、年2回と課していた札幌遠征は、今年は叶いそうにないと、少し落ち込む。
戦力外通告を受けた田中豊樹が讀賣入りすると目にしたのは、12月に入ってからだったと思う。
トニキは、兄貴だ。鎌スタで、みんなが親しげにトニキと話している光景をしょっちゅう見かけていた。トニキを失ったファイターズ。想像がつかない。現実は厳しかった。
なんとか、現役続行の希望が見えた。3軍まである讀賣は、這い上がるのも大変だろう。でも、一度は地獄を見た人だ。視野も広がる。練習も考える。だから絶対、やり遂げることができる。頑張って!そう鎌ヶ谷から稲城へ送り出した。
「ピッチャー、田中豊樹」。神宮に流れたアナウンスは、不意討ちだった。
9対4。後がない9回裏の攻撃に焦っていた私は、讀賣ブルペンで誰が準備しているのか、全く見ていなかったのだ。
トニキだ。トニキが神宮で投げる!
支配下登録が決まってから間もないトニキの背番号は、育成契約の018のままだ。ユニフォームが間に合わなかったのは、髙濱祐仁も同じだった。こんなエピソードも、いいじゃない。
トニキ!また会うね。神宮で。昨日はリスタートを祝福して負けてやったけども、次は覚悟してろよ~!
R2.7.26 sun.
S 4-9 G
明治神宮野球場
なんて日だ!まけほ。