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いつもどおり、野球をしていた ●S×T○7回戦
最終回、GReeeeN「愛唄」が流れる中、星知弥とマウンド会議を始めた西田明央は、「よし!」とグローブを一回叩いて、ホームベースに向かった。
▲気合いの握りこぶし 西田明央
球場に到着したのは4回表。平日はいつも遅刻だ。ピッチャーは2番手・坂本光士郎。席に着き、バックスクリーンを見て先発・イノーアがいない理由はすぐ分かった。
▲着弾時のスコアボード 速報は見ていなかった
相手にどんどん点が入っていく。こっちは3回裏の宮本丈プロ初ホームランも見ていない。雨に打たれながら、見守るしかなかった。
あきらめていたわけではない。もうダメだとも思っていない。ただあったのは、焦りだけだった。
そんなときの、あきおの気合い。9回表。14点のビハインド。やまない雨。それでも、打者と勝負しようと気合いを入れるキャッチャーがいた。あきらめていないのは、私だけではなかった。それが、うれしかった。
思えば、誰もあきらめていなかった。
ベンチからの声が誰よりも響いていた、モリスケ(森岡良介コーチ)。
いつもどおりボールボーイの仕事をしていた、じゅんじゅん(大塚淳ブルペンキャッチャー)。
9回2アウト、「あとひとり!」の場面でネクストに立った、なおみち(西浦直亨)。
▲ピッチャー観察 森岡良介1塁ベースコーチ
▲ブルペンボールボーイ 大塚淳ブルペンキャッチャー
▲最後のネクストバッター・西浦直亨
試合を投げ出していたら、廣岡大志も塩見泰隆もホームランなど打ってはいない。
打ち込まれた。負けた。それでもいつもどおり、野球をしていた。いつもどおり戦う人たちが、昨日たしかにそこにいた。それで私は頑張れる。次に来る勝利を分かち合う仲間でいられるために、頑張る!プレイボールまで、あと10分。
R2.7.28 tue.
S 5-20 T
明治神宮野球場