![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/26921217/rectangle_large_type_2_87185c8109b5132e6bb8ffaa129193a6.jpg?width=1200)
くらモン!Re:Start
くまモンに似てるから、くらモン。でも、コラボグッズは同期の熊本出身・村上宗隆にかっさらわれた。村上宗隆もサイズ感は十分、くまモンだ。でも、くらモンはくらモンだ。
蔵本治孝は、無名の選手だった。坂口智隆の母校・神戸国際大学附高ではベンチ外の外野手。岡山商科大へ進学後、ピッチャーにコンバートし、ヤクルトに入団した。強豪校のイメージのない大学だが、全日本大学野球大会へ出場している。くらモンはプロ入り前、神宮で投げているのだ。
ヤクルトファンには「アマチュア時代、神宮でプレーしている高校生・大学生をヤクルトの選手として迎え入れる」という楽しみがある。無名の蔵本の経歴を知り、すでに神宮で投げている蔵本の写真や動画を引っ張ってくるヤクルトファンに助けられ、またひとつ楽しみが増えたと、それはそれはうれしかったのだ。
今年、新監督・高津臣吾が現役時代につけていた背番号22を、本人に返還することになった。交換するように、自ら選んだ高津二軍監督の99番を背負い、2020年、蔵本は新たにスタートを切る。
リスタートの背中を撮る日はいつか。早く会いたい。