このチャンス、逃さでおくべきか
東京ヤクルトスワローズは、シーズン序盤から主力の大量離脱という危機を迎えた。
2年連続最下位のチームで、屋台骨が揺らいだ。まさに、泣きっ面に蜂。しかしヤクルトは、深手を負ってなどいなかった。
このチャンス、逃さでおくべきか。
レギュラー獲得のために、必死でアピールを続ける20代の選手を、毎日見ている。
主要メンバーがごっそり抜けたチームには、希望があった。
今日は2回、塩見泰隆が先制のソロホームランを放つ。
続く3回、元山飛優が2ランホームラン。
6回、古賀優大の内野ゴロの間に青木宣親が二塁から生還。古賀はエラーでそのまま出塁する。
8回、古賀優大、川端慎吾がヒットで出塁。その後、山崎晃大朗のタイムリー3ベースで2点勝ち越し。次の元山飛優がスクイズで山崎を本塁へ帰す。終盤のこの3得点が、決勝点となった。
リードした後すぐに追いつかれる、シーソーゲームだった。力ずくで流れをこちらに持ってきたヤングスワローズが、今日の勝者となった。
鬼の居ぬ間になんとやら。青木宣親が帰ってくる前の、3月31日から4月15日の試合結果を振り返る。
3/31 ○DeNA
4/ 1 △
4/ 2 ○讀賣
4/ 3 △
4/ 4 ●
4/ 6 ●広島
4/ 7 ○
4/ 8 ○
4/10 △中日
4/11 ●
4/13 ○DeNA
4/14 ○
4/15 ○
7勝3敗3分。勝率.654。
頑張っていると思う。存在感を出していると思う。必死さの伝わってくる若い選手には、自分が塁を取るという気迫を感じる。
その気迫に押されないように、私も明日から神宮で、気迫あふれる応燕をすることになる。
R3.4.22 thr.
C 4-7 S
マツダスタジアム
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