血湧き肉躍る野球観戦

やっぱり、野球はいい!今日の試合もまた、いい試合だった。

いや、「リアル野球BAN」の話だ。笑

侍チームは長距離砲ぞろい。二十歳の村上宗隆は初出場だ。

12月6日のファン感謝DAY以来の、むねちゃんのユニフォーム姿。リラックスした笑顔がかわいらしくて、まばゆい。

村上の初打席は、三振。最後、110km/hのチェンジアップにタイミングを外され、バッターボックスで転んでしまった。緩急織り交ぜた投球に翻弄され、悔しそうな表情の村上。

泣きの“土下座”も、当然初体験だ。屈辱の土下座に、心底悔しそうだった。

が、転んでもただでは起きないのが、村上宗隆。

悔しさを晴らす、満塁ホームラン!4対0から、一気に同点の状況を引き寄せた。実況が叫ぶ。

「これが、村上宗隆ーーーーー!」

思えば2020年シーズン。あと一歩のところで勝てない試合が多かった。私は神宮で、いつも悔しい思いを抱えながらバットを振る村上宗隆を見てきた。

そして、その悔しさをバネにバッターボックスに立つ村上には、「ヤクルトの4番を任されている」覚悟があった。

簡単にホームランを打っているように見える。簡単にホームランを打てる技術と体は持っているのだろう。でも、そこに「勝負に立ち向かう気持ち」がなければ、厳しいプロの世界を渡り歩くことはできないだろう。気持ちで打つ村上宗隆を久々に見て、やはりこう思うのだった。

早く野球を見たい。早く、むねちゃんに、会いたい。

ボールがスタンドに入った瞬間、ぴょんぴょん跳ねてよろこびを爆発させた、村上宗隆。まだ二十歳。いつも話題になるプルプルツルツルのお肌とともに、かわいらしさも爆発していた。

どうかこのまま、野球をしてほしい。悔しさとよろこびを味わいながらの野球生活は、苦しいときもあるだろう。
そんなときは、神宮でしっかり応燕で背中を押す。だから、血湧き肉躍る野球を楽しいんでほしい。

私も、血湧き肉躍る野球観戦を、楽しむ!

あ。

村上宗隆さん MVP受賞 おめでとうございます。

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