【PHOTO SESSION⑦艶やかなヒカリ
写真を通し、そこに映る景色を見つめる事は
肉眼で見つめる事とはまた違う
「そこにある生命(イノチ)らしさ」
を見つける事が出来るように感じます。
目では見えないような…
自身では気づいていないような…
今、の瞬間を記録に残しているけれど
歩いてきた道(過去)と
秘めている可能性(未来)
に出逢える気がします。
いや、気のせいではないと思います。
今回のPHOTO SESSION
この物語はまさに上の言葉の通り
今まで歩いてきた道が「在り方」として滲み出る
そして、秘めていた魅力を開花させた
マリさんです。
マリさんは、枠に捉われない自由な人であり
今まで歩いてきた道も色とりどりで
「もっとマリさんの事を知りたい!」っと思わせる
お人柄と経験をお持ちだ。
学生時代はオランダで過ごしたり
旦那さんのお仕事の関係で上海に駐在していたりと
見てきた、見ている世界が広い。
このPHOTO SESSIONの撮影時にも
数週間前に訪れたキルギスでのお話しを聞かせてくれた。
現在はヨガティチャーとしてリトリートを開催したり、ご自身の経験から発せられる言葉や考え方をInstagramにて発信されている。
活動のまんなかには
自分自身、家族、仲間、地球へ
優しくある事が感じ取れます。
愛と平和がある自分との関係
愛と平和がある家族との関係
愛と平和がある繋がり
愛と平和がある世界
その世界で生きるべく
想っているだけではなく
行動、実行する事を選んでいることが
マリさんのおおきな魅力の一つだ。
撮影を終えた帰り道ひとり
マリさんと過ごした余韻を味わいながら
この【YOUR STORY】に何を残そうか。
っと思い、浮かんできた言葉は
「艶やか(ツヤヤカ)」
という言葉だ。
終始、撮影時マリさんの
艶々っと発光するような肌に
ついつい目がいき、素敵だなぁ。っと
こっそり思っていた。
この外側から見える、ヘルシーな艶は
内側の潤いあるこころから
満ち溢れているんだと
このPHOTO SESSIONを通しての出逢いだ。
この「艶やか」っという言葉を借りながら
マリさんの物語を進めていきたい。
まず、この物語を綴るにあたり
辞書で「艶やか」の意味を調べてみた
「艶やか」は
つややか
あでやか
どちらの読み方もある
つややかの意味は上記にある通り
「光沢があって美しいこと」の意味。
あでやかの意味は、「華やかで美しいこと」の意味で使用するそう。
マリさんの事を想い浮かべ時に
浮かぶのは前者の艶やかだ
マリさんっと言ったら
「優しい笑顔」が印象的だ
こちらの存在を全て固定してくれる
優しい、包んでくれるような笑顔だ
マリさんに質問した
「自分の嫌いなところ、好きなところ」を教えて下さい。という答えに
「嫌いなところは…大きい口と歯。
だけれど、好きなところは自分の笑顔かな」
この答えは、人間らしくもあり
自分すべてを認め肯定している
おおらかな答えだなあと思い
心がぽっと温かくなっている事を覚えている。
嫌いだけれど、それでいい
嫌いを無理に好きに変える必要はない
嫌いな所があってこそ、私だから
そんなメッセージを私は勝手に汲み取らせていただき、全ての女性にこの事をシェアしたくなった
全てを受け止め、抱きしめ
マリさんの純粋な笑顔は少女のよう
頬がつやつやっとひかる。
外から磨き発光するのではなく
まず、内側へ集中し満たすことから
放たれるひかりは嘘がなく
ただただそこに居るだけで
まず自分自身が満ち
満ち溢れたひかりの粉?粒?が
周りへも癒しとなり、活力となっている
それがマリさんだ
「こんな女性になりたい
こんな風に歳と経験を重ねていきたい」
そう思わせてくれるマリさんは
「どうやって今、ここに辿り着いたんだろう。
いや、もともと?持って生まれた?」
私の頭の声がぐるぐる話し始めたので
マリさんに聞いてみた
「父の影響で昔から自己啓発本は読んでいたけれど、一番の転機は子育てかな
自分の価値観が大きく崩れたの。
出会ったことのない黒い自分があらわになり
自分を否定する事も多くあったよ。」
マリさんの大きな転機となった
過去を少しお話しさせていただく
マリさんは現在、男3人のお母さんでもある
3つのイノチがこの世界に生まれる前
マリさんのお腹の中、最初にイノチが芽吹いた
そのイノチは、この世界に降り立つ事が出来なかった。
7ヶ月お腹の中でイノチの芽を育んだのち
顔をマリさんに見せる事はなく
土かな…宇宙かな…遠い場所へと還ってしまった。
この別れがマリさんの人生という旅の中でも
おおきい出来事だったに違いない
「母としての責任が足りてなかった」と感じた
マリさんはこの別れの後、育児本を読み漁り
「正しい子育て」「いい母親」になる情報に
多く触れ、知識として取り入れた
月日は流れ、マリさんのもとへ
長男となる新しいイノチがこの世界へ誕生する
無事、誕生し安心したのも束の間
子を育てることに苦悩するお話しを聞いた
マリさんが、子育て本で知識として蓄えてきた事や
自分が経験し、感じる価値観などを含め
「こうあるべき」事が子育ては
全く通用しない事を目の当たりしたのだ
それでも、まるまるその子の存在を
肯定してあげたい。それが母心でもある。
だけれど、自分の「こうあるべき」が
顔を出してしまう
自責と他責の波が、マリさんに押し寄せるのである
そんな時、当時暮らしがあった上海にて
ヨガと出逢った
ヨガに触れ、内面を見つめることは
ストレスが溶けていくよう
育児本ばかりを見て
他者の声に基づいて育児をしていたけれど
まず、何より大切な事は自分の心を整える事だ。
とヨガ通し、出逢えたことだとマリさんは言う。
マリさんが言っていた言葉で印象に残っていること
「誰かが、言う事が正解じゃない」
例え多くの人に当てはまったとしても
多くの人がよかれと思っていてても
自分にとってフィットするものであるのか
それは、わからない。
だからこそ、マリさんが肌で体験されたように
多くの人が言う正しそうなことを選ぶ前に
まず選びたいこと、
日常として当たり前にしたい事は
「自分を内観すること」ではないだろうか
自分に違和感がないか、無理をしていないか
もしくは考えることをやめたり、感じることをやめていないか。
周りの声に乗った方が楽だ。だけれど、
後々に自分の首を絞めてしまうようにも
感じる。それが良いや悪いということではなく
そう、すべての事が
正解/不正解 良い/悪いはなく
自分は何を選びたいのか
それでいいんだと思うんだ
マリさんの過去の経験、現在の在り方から
こんなメッセージをいただいた
マリさんは、何かや誰かを否定するという事は一切なく「それはそれでいいよね。だけど私はこう思うな。」相手を認める、愛ある器がありながら
自分の軸がある。
長年、自分に意識を向ける事を
実践しながらも、やっぱり難しい…
そんな葛藤と共に自身との旅を続け
今ここに立っているのである
マリさんが大切にしていることは
「大切な人を大切にすること
そこには自分ももちろん含まれ
一番大切にするのは自分だよね。」
っと、自分を見つめ、向き合い、許し
抱きしめ、自分自身との関係を築いてきたからこその言葉だ。
内側に意識をむけ、自分と繋がる事は
大人になると忘れやすかったり
恥ずかしがってしまう。
純粋さを思い出すヒントかもしれない
そして、純粋さこそ艶っと輝く
ひかりへ繋がっているのだと私は思う。
今、このマリさんの物語を綴りながら
「見つけたかも」っと思ったことを
ここに残しておきたい。
もうひとつ、マリさんの物語で欠かせない
キーワードがある。それは
「セルフイメージ」
セルフイメージとは
『自分が自分に抱いているイメージ』のこと
私達は過去経験してきた出来事や
他者の声をもとに「私ってこういう人なんだ」
っと認識している。それは思い込みである事もある
マリさんはこう話す
「今も幸せ。だけどもっと本当はより求めているものがある。今に感謝しながら、本当にやりたいことを選んでいきたい。良ではなく最良を選びたい。」
最良が現実として訪れるにも
セルフイメージは密に繋がっている
「自分が自分に抱いているイメージ」が良いものだったり、心地いいものであるには
想いを行動にする事が何より大切だ
「行動するのは怖い。だけれど
怖さは飛びこんだら怖さはなくなる。
自分の気持ちを一つ一つ行動に起こす」
マリさんはこう言っていた
実際にマリさんは、勇気を使い
一つ一つ行動をしている
マリさんの想いにある
「世界中の子供達が幸せに生きていける
未来に向けてのアクション」を想いだけではなく
行動に移しているのだ
前途とした先日、キルギスを訪れたのも
世界中の子供達に教育を届け、世界平和を目標としている財団に寄付をし、その寄付先がキルギスであった事がきっかけ。
寄付先の保育園を訪問するツアーに参加し
キルギスで豊かな出逢いの数々があったようだ
マリさんは言う
「枠に縛られず自由な自分自身でいたい」
自分に対する枠
他者へ対する枠
すべてのこと、もの、ひとの枠を
とっぱらい広い世界を見渡し
柔軟に今を生きるマリさん
枠がないことは、さまざまな事が
経験として自身へのギフトとなる
だからマリさんが発せられる言葉や
たわいもない会話でも惹かれるのか。
艶やかの意味にあった
「味わい」「面白み」を思い出した
この作品たちはまさに
枠に縛られず自由に飛び回る
マリさんらしさがよく滲みでている
やっぱりマリさんは
「艶やか」という言葉がよく似合う
自分自身と繋がり
自分にとっての最良を選ぶ
その最良とは自分だけの最良では決してなく
手が届く大切な人から、まだ出逢ったことのない
世界中の人々へも周りまわって、贈り物となっている
自分を満たし、与えることに喜びを感じる
内側を満たしている潤いは、艶となり
外側へ光となり輝いている。その輝きが美しい。
マリさんの物語は、いつからでも
自分次第で見える世界は変わる希望と
積み重ねる事で自分の宝になる事を
教えてもらいました。
人は、いつからでも生きたい自分で
生きたい世界で生きれるんだ。
マリさん、こころを開き
委ねてくださったこと
感謝のお気持ちでいっぱいです。
これからの訪れる経験と
積み重ねていく日々が楽しみになりました。
マリさんがその時折の最良の中で
つややかな笑顔を咲き続けますように。
ありがとうございました。
ここまで読んで下さったあなたも
あなたにとっての最良を選ぶ
小さくでも、大きくても
その一歩を踏み出せますように。
大きな愛を込めてxx
Maki
田村真理(Tamura Mari)
宮崎県生まれ 神奈川県在住
太陽星座:牡羊座 月星座:双子座
ヨガティチャーとしてリトリートを開催したり、 ご自身の経験から発せられる言葉や考え方をInstagramにて発信。
instagram:https://instagram.com/mari_beautifullife?igshid=YTQwZjQ0NmI0OA==
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