脳動静脈奇形の治療体験談⑫~術後経過~
どうも、ざいあんです!
今回は脳動静脈奇形の治療にて入院中の経過について記します。
術後最初の夜に比べてはマシですが、それでも術後2〜3日は引き続き辛かったです。
手術が終わった翌朝、ICU(集中治療室)から一般病棟への移動をするから準備を進めるように、とのことでした。クタクタで疲弊している状態ではありましたが、これ以上ICUにいるのも嫌だったので病院の指示に従って動きました。
一般病棟に移動すると、先ずは膀胱留置カテーテルを外すところから始まります。「まだ付けておいても良いですけど」とは言われたものの、自分でトイレに行けずにいつでも残尿感と同じような不快感が続くのも嫌なので外してもらいました。付けた時と同様痛みもあったので「おふっ!」という声は上げてしまいましたが、痛みへの耐性が付いたお陰か叫び声は少なく済みました。
トイレへの移動・飲水に加え、電子機器の扱いも解禁になったのですが、疲労と倦怠感が大きくて携帯も開けませんでした。疲れてはいましたが、呼吸の苦しさや痛み、頭が脈と共に振動する音と振動で眠ることもできません。
昼になると食事が運ばれてきたのですが、体力的にしんどくて食べられませんでした。でも看護師さんから「食べないと体力も戻りませんよ」と言われたことから無理矢理詰め込んで、吐きそうになりながらも半分食べました。
昼過ぎ、家族が面会に来てくれましたが、体調が辛すぎて、殆ど会話は出来なくて、横に座っていてもらいました。
術後2日目の夜は頭蓋骨をくり抜いた後がどんどん腫れてきました。前日と同様痛みも振動も音も止まらず、なかなか寝付けません。
術後3日目も状況はあまり変わらずで、むしろ頭蓋骨は更に膨れ上がり、目元まで及んで片目が開かなくなりました。
ただ、食欲は少し回復、食事も全て食べられるようになりました。
回復には向かっていくような感覚はあるものの、依然辛い状態が続いているので、この術後の状態がどれくらい続くのか、正に真っ暗いトンネルの中に入れられたような、そんな不安を抱いていました。
次回も入院中の経過で綴っていこうと思います!ちょっと辛い感じの文章が続いてましたが、次回からは回復していきます。
また見てくれると嬉しいです!
それではまた!