Lucy

日常に落ちている気づきを文字にしたりしなかったり。 スペイン留学🇪🇸 ・2021.8〜2022.07 Madrid ・2020.2 Málaga

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日常に落ちている気づきを文字にしたりしなかったり。 スペイン留学🇪🇸 ・2021.8〜2022.07 Madrid ・2020.2 Málaga

最近の記事

「旅をしろ」というあの時の言葉。

私には考え方を大きく変えてくれた恩師がいる。 その先生の言葉で印象に残っているもの、大きく影響されたものは沢山あるが、その中の1つに「旅をしろ」というものがあった。 彼はとにかく「旅」の大切さをことあるごとに話していた。 「一人旅をして人生観が変わりました」なんて言葉はよく耳にするが、言葉にしてしまえばどこか軽く聞こえてしまい、それまでは本当なのか疑っている自分がいた。しかし恩師のその言葉を聞いてより一層旅に、世界に興味が湧いたことを今でも覚えている。 私の2022年

    • 「趣」という日本の概念

      (2022.09執筆) 1年間のスペイン留学を終え帰国後のある日。その日は中秋の名月と満月が重なる日だった。 たまたま友人と出かけていて都心にいた私は、ある光景を目にした。 多くの人が立ち止まり空を見上げ、カメラを月に向けていたのだ。 その光景を見て私は、奇妙とは言わないまでも違和感を覚えてしまった。 スペインにいる間に、私は何度月を見上げただろうか。 1つだけ確かな記憶があって、渡航したばかりの頃、日本の中秋の名月の日に1度月を見上げた。しかし記憶に残っているのは

      • スペイン マドリードにて新型コロナワクチン3回目接種

        2022年2月11日に1年間のスペインのマドリードへの留学の期間中に新型コロナウイルスのワクチンのブースター接種(3回目)を受けました。 当時のマドリード自治州の3回目接種の状況2022年2月1日からEUデジタルワクチン接種証明書の有効期間が「最後のワクチン接種日から270日以内」に変更となりました。これを受けて帰国予定時期を鑑みてスペインで3回目の接種を受けることを決めました。 当時マドリード州ではブースター接種が高齢の方から順に行われていて、「80歳以上」、「70歳以

        • 結局「妥協」からは何も生まれない。

          (2022.01.28執筆) スペインに来て約5ヶ月。1学期のテストが終わり2学期のスタートを目前にしてこれまでの振り返りをしていた時に感じたこと。 「どうせ」という表現は様々な場面でよく使われるが、どうもネガティブな印象が強い。 スペインに来てからというもの、そんなことを言い聞かせて日々の生活を少し豊かにしてくれるようなものや欲しいものを買うのを躊躇っていた。 慣れない環境での授業や課題、テストに心の余裕を失っていたことも関係していただろうが、意図せずともこの「どう

          スペインの高速バスに乗ってふと感じたこと。

          スペイン南部の港町マラガに短期留学していた時のこと。週末旅行としてトレドに行き、帰りにマドリードから高速バスに乗りました。マラガまでは約6時間。途中で寄った休憩所で感じたことのお話です。​ 移動はバスがオススメ!せっかくなのでまずバスのお話を。マラガ〜マドリードまで高速バスで行き、マドリード〜トレドまでさらにバスを乗り継いで行きました。 マラガ〜マドリードはINTERBUSで往復€30.37、マドリード〜トレドはALSAで往復€10.10でした。安い! 基本的に、列車で

          スペインの高速バスに乗ってふと感じたこと。