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クラブツーリズム 夏の多摩川沖から望むヒコーキと夕景!川崎工場の夜景撮影 レポート

2024年7月21日(日)に、クラブツーリズム 写真撮影の旅 『夏の多摩川沖から望むヒコーキと夕景!川崎工場の夜景撮影』の写真講師をしてきた航空写真家の深澤明です。

今回も多くの方にご参加いただき誠にありがとうございました。

例によって普段は超寡黙なのにこの羽田沖と川崎工場夜景のときは、出航してから帰港するまでの3時間、マイクを離さず喋りっぱなしのワタクシ。

普段は寡黙であるがゆえに(←しつこい)、出航して多摩川沖からヒコーキ撮影をする際に語るべきトピックスや撮影ポイントも含めた周辺の話題を予習しておいて、少しでも参加者に楽しんでいただけたらと思っていたのですが、出航間際に今回のクルーズを担ってくださっている〝ジールクルージング〟さんの船長から衝撃的なお言葉が、、、、、、

「あのーーー、多摩川沖なんですがぁ」(←別に軽部アナ風ではない)

どうやら10ノット以上の風が吹いていて、沖まで出ることはできないとのこと。

「そのかわり、空港の北側へ行きますか!!」

ということで、頭の中をフル稼働してネタを喋りまくります。

天空橋の船着場から出航したのが17時30分。羽田空港は南風運用で都心ルート着陸の真っ最中です。

海老取川を多摩川方面とは逆に進み、モノレールの整備場駅を右手に見ながら、京浜島つばさ公園の方へと向かいました。

航行中に頭上を都心ルートでA滑走路(RWY16R)とC滑走路(RWY16L)へとアプローチしてくるヒコーキがバンバン降りてきます。

夢中になって撮っていると都心ルートでの着陸が行われる運用時間が終了し、B滑走路(RWY22)へのアプローチが再開されました。

これは正直、2度おいしい!!
多摩川沖からではできない内容でしたから、参加者はラッキーでしたね!!

ワタクシ自身のテンションもかなり上がっておりました。

実は撮れそうで撮れないこのアングル。A滑走路へと
都心ルートでアプローチするスカイマークのB737-800
都心ルートで北からアプローチするANAのB787-9
RWY22の着陸誘導橋をクロス
22のアプローチ!このアングルはなかなかレア
夕暮れの低い光がヒコーキの立体感を引き立てている

日没時間は18時53分。その少し前までヒコーキ撮影をご堪能いただき、再び天空橋船着場方面へ。そのまま多摩川へと繰り出し川崎の工場夜景へと船が進みます。

多摩川を河口方面へと船首が向いているとき、月が昇ってくるではありませんか!!

しかも、この日は満月だったのです。

D滑走路の桟橋部分の向こうから満月が昇ってきました
これは月丼タイムが発生する予感しかない!!

このクルーズの日程を決めたときは、満月を意識したわけではなかったのですが、これはかなりエキサイティングな展開になってきましたよ〜〜。

さて、船は千鳥運河へと進んでいきます。

陽が沈んだ西側の空のグラデーションも美しく、まるで東京ディズニーリゾートのアトラクションのようにゆっくりと船が進み、周辺のプラントなどへレンズを向けます。

この日は夕立の雨もなく西の空には美しいグラデーションが

しかしながら、ワタクシも含めて最大の関心事は

「月はどこだ!!」

プラントの一部と満月を絡めるという贅沢な狙いをしつつ、船はグングンと進んで行きます。

満月とプラントの一部を絡める贅沢な撮影タイム
ついつい撮っちゃうプラントのアップ
ゴー!!ブオ〜〜〜!!

羽田空港では南風運用が続いており、西向きに飛んでゆく飛行機がA滑走路(RWY16R)からジャンジャン離陸してきます。

「そのうち月と絡むんじゃないの!?」

と誰もが期待した次の瞬間

船上撮影で月丼は初体験!!

「つ、月丼、撮ったど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」

エアバスA350-900か??と思ったら、ボーイング787でした。

ジャストサイズで月へ飛び込んでくれました。

その後も工場群を被写体に、、、、と解説をしながらも、ワタクシ含めて皆さんの意識はずっと満月に注がれている感じでした(そりゃあそうですって)。

またまた良い角度でポジティブクライムしてくる飛行機が。

「まさかね、、、、船から2回も月丼するなんてね、、、、、」

とマイクでワタクシが言った次の瞬間!

ボーイング767の爆上がり。エンジンブラストがたまりません

2度目の月丼達成〜〜〜〜〜〜!!

「え〜と、ここが川崎のモン・サン・ミシェルと呼ばれているクライマックスですよ〜〜」

川崎工場群のモン・サン・ミシェル

とお伝えしましたが、期待するのは月丼3回目。

「まさかね、さすがに3回目はないですよね」

3回も月丼達成したら、みんなでここから泳いで帰りましょう〜!

とお小遣い程度のひと笑を誘った次の瞬間

3回目の月丼はボーイング737-800が!!

「さ、3回目の月丼、撮ったど〜〜〜〜〜〜〜!!」

はい、全員泳いでの帰港が決定いたしました(冗談)。

ということで、多摩川沖の予定だったものが、京浜島つばさ公園と城南島海浜公園の近くのB滑走路の着陸誘導橋近くでの大迫力ショットを狙いにかわって大興奮し、工場夜景には満月添えにさらに気分が高まり、月丼3回達成で昇天するという、なんとも楽しいクルーズになりました。

ご参加いただいた皆さまの元気とパワーのおかげで、普段寡黙な航空写真家であります深澤明のマイクパフォーマンスも

絶好調!?

でありました。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

また、強風のなか臨機応変に撮影ポイントを探っていただき、また満月に反応する我々の意を汲んだ操船をしてくださったジールクルージングの船長にも心から感謝いたします。

クラブツーリズム 写真撮影の旅 深澤明講師の募集中ツアーはこちらです!

◯ 2024年8月3日 土曜日 催行決定

◯ 2024年9月17日 火曜日 催行決定

◯ 2024年9月29日 日曜日 催行決定

◯ 2024年10月12日 土曜日 

◯ 2024年10月17日 木曜日 

◯ 2024年11月23日 土曜日 催行決定

これからも

「行きたい!!」

「撮りたい!!」

「聴きたい!!」

と思ってウズウズしちゃうような飛行機写真撮影の旅を造成してまいりますので、クラブツーリズム 写真撮影の旅 をどうぞよろしくお願いいたします。



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