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こんにちは!
ミスター600mm!!
ヒコーキの世界を超望遠で切り撮る航空写真家
深澤明です。

さて、毎週日曜日はポジフィルムスキャン写真をアップします。

今回はJALカーゴの貨物機、ボーイング747-400Fです。この金属感丸出しが良いですよね。薄暮の空のグラデーションが機体胴体に映り込むタイミングを見計らって撮影しているのがわかります。

いわゆる「ポリッシュド・スキン」と呼ばれるデザインですね。

有機溶剤を含む塗料の使用を削減。さらに再塗装が不要なのでリン酸系の剥離剤も不要。機体重量も塗装がない分だけ軽く、環境に配慮した飛行機の走りでしたね。

2004年10月に導入されて、2010年11月に退役しています。

写真の被写体として語るならば、まるで鏡が飛んでいるようなものです。ド本気講座などで「飛行機は円筒形の鏡だと思いましょう。そうすればどこが映り込むか想像がつくはずです」と語りますが、まさにその教材にはこの機体がもってこいですね。

また復活してほしいぐらいです。

JALの貨物機がヤマト運輸との仕事で復活しますが、A321が「ポリッシュド・スキン」だったら、即教材として活用させていただきます!?


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