![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/70629344/rectangle_large_type_2_646e073c18a112ea3ec00776f51cb9e6.jpeg?width=1200)
ウェビナーのあと
毎度ド本気講座ウェビナー終了時、しばらくチャットやQ&A機能を使って質問や相談を受ける時間を少し設けています。その直前の講義内容やそれに付随したものが多いですが、この前は少しアングルの違う、でもとても大切な相談に近いチャットがありました。
「絵づくりに苦しんでいる」。
長く撮影をしていますと、大きな波長の中で多少の浮き沈みは誰しもあるもの。ただ、プロの場合は「気分が乗らないから」と言って撮らないわけにはいきませんし、不調を感じていたとしても撮り続ける生き物です。
ワタクシの経験では、頭で「ここだ!」と思った瞬間とシャッターを押すと指先が連動せず、そのズレ感の中でややもがいていた時代はありました。1年ぐらい続きました、それが。正直言いますと。
ところが不思議なもので、その頃撮影した写真は思いのほか高評価を受けることが多く、それがさらにもがく原因にもなったりまして。写真というのはつくづく面白いものだなと内心微笑んでいたぐらいです。
「しっくりくる」という自己満足と、見る人の、もしくは依頼者のハートを射抜く感覚が合致していることが一番の幸せなのでしょう。
それを求めての日々なのでしょうけれど、そういう経験をしているからこそ今回のご相談はなかなか深いものがございまして、返信には慎重になるわけでございます。
何をお答えしたかはご想像にお任せいたしますが、それぞれのヒコーキ写真ライフがより豊かになるようにと心から願うワタクシであります。