雲ひとつない日は何を狙うか
皆さまこんにちは!
ミスター600mm!!
寒くても視程バッチリなら張り切って撮影しちゃう航空写真家の深澤明です。
ミスター600!!
と言いながら、なかなか600mmレンズで撮影した写真をこのnoteにアップしていませんが、この写真は600mmです(笑)。
雲ひとつない快晴の日。
「つまんない」なんて言葉も聞こえてきそうな日ですが、青空バックの写真は何かと需要があるものです。
仕事モードで言えばそうなりますが、ヒコーキの機体そのものを狙うにはもってこいですね。
羽田空港を離陸したエールフランスのエアバスA350-900型機を、城南島海浜公園から狙いました。
多くの機体を卒なく撮りたい場合と、国際線機材の捻りも含めて特定の狙いがある場合とでは、レンズを構える立ち位置が大きく変わります。
もちろん、レンズ選択もですね。
小型機から大型機まで満遍なく撮りたい場合にはズームレンズを使用するのがベターです。
しかし、漢深澤明。そこは単レンズ勝負を挑むことの方が多いです。
立ち位置選びの基準が600mmの単レンズですと、基準が決まっていますからポイント選びに迷いがありません。
多少の余裕は必要なので、ギッチギチの画角にならないことも考慮しますが、問題は「どの機種をメインで狙っているか」が重要です。
同じ国際線機材でも、ボーイング777-300ERなのかボーイング787-9なのか。それともエアバスA350-900なのか。
行き先や重量、機種、風向き、風の強さなど、多くの変動要素がある中で、いままでの経験と現地のおける観察によって立ち位置の微調整をする。
とはいっても、ワタクシはあんまりちょこまかと動いて撮るスタイルではないので、場所を変えるにしたら大胆に変えるか、それかあくまでもじっとそこで待つか。
時と場合によって臨機応変には対応しますが、意外と動かない方かもしれません。
1つ有利な点を挙げるとするならば、NikonのZ600mmには1.4倍テレコンバーターが内蔵されているので、600mmと840mmの2つの焦点距離で狙えることです。
これはめちゃくちゃ重宝しています。
ありがたや、Nikonさん!!
ということで、雲ひとつない日にはヒコーキそのものを大きく、そしてかっこ良く撮れるように狙いを絞っています。
普通の答えでしょう?
普通の積み重ねなのです、すべては。