
羽田空港ランプ内照明の白色LED化は大歓迎
皆さまこんにちは!
ニコンを使い続けて39年!!
航空写真家の深澤明です。
空港で見る夕景や夜景はとてもキレイですね。空港灯火も輝いて見えてキラキラしています。
駐機しているヒコーキもキレイに撮りたいけど、、、、。白色だったりオレンジ色だったり、やたら黄色かぶりしたり。
その不安について羽田空港に関してはまったくなくなりましたね。
そうです、ランプ内を照らす照明が白色LEDに統一されており、デジタルカメラやスマホで撮影してもとってもキレイに撮影することができます。
以前聞いた話では、アメリカの大リーグの球場やアメフトで使用するスタジアム。さらにはバスケットボールをする体育館や水泳のプール、アイスホッケーなどの会場の照明は、写真が撮りやすいように色温度が統一されているそうです。
つまり、プロスポーツやオリンピック、世界大会レベルで使用する会場は必ずメディアが入り写真や動画を撮影することから、色再現性の良さを重視。
ミックス光になって各社色が転んでしまうことはよろしくない、と色温度に関して、いや、撮影すること、されることに対しての意識の高さが窺えます。
では日本ではどうだった、もしくはどうでしょうか。
会場は白色LEDだけれども、イベント用の照明が電球色っぽくて苦労することもしばしば。
近頃のデジタルカメラはミックス光にも強く、ホワイトバランスをオートにしておけば何とかなるケースも増えている実感はありますが、入力側であるデジタルカメラの設定は、シーンごとに色温度が変わるとのちのち厄介なので、いっそのこと色温度を固定してあとで一気に整える方が結果が良いと思います。
このような背景からしますと、羽田空港の照明が1タミ、2タミ、3タミともに白色LEDに変わっていますので、何の心配もなく思う存分撮影を楽しめますよ!ということをお伝えしたくて、長々と書きました。
その点、福岡空港での駐機しているヒコーキが入った夕景、夜景はちょっと苦労しますね。このあたりはまた次回にでも話題にしてみます。